【2025】検索エンジンのおすすめを一覧で紹介|順位を決める仕組みも解説

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検索エンジンは、インターネット上の情報を瞬時に検索し、求める答えを見つけるために利用されています。

検索エンジンには、GoogleやYahoo!、Bingなどさまざまな種類があり、それぞれ強みが異なるため、自身の環境に合わせて使いやすいものを選ぶとよいでしょう。

この記事では、世界的にシェア率の高い検索エンジンのおすすめ一覧や、日本での各検索エンジンのシェア率、検索エンジンが掲載順位を決める仕組みなどをご紹介します。

使用する検索エンジンをPCやスマートフォンで切り替える方法などもご紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

執筆者

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マーケティングサポート「バンソウ」のメディア管理人

株式会社クリエイティブバンクのマーケティングサポート「バンソウ」のメディア管理人。得意分野は、SEO全般・サイト分析・オウンドメディア・コンテンツマーケティング。バンソウはクライアント様のBtoBマーケティングをサポートするサービスです。詳しい内容はこちらをご覧ください。

検索エンジンとは

検索エンジンは、インターネット上の情報を検索する際に利用されるシステムです。一般的に、ユーザーはGoogleやBingなどの検索エンジンを使用し、特定のキーワードを入力して検索することで、関連する情報を取得します。検索エンジンは、ユーザーの入力したキーワードに関連するコンテンツを収集し、検索結果として提供します。

また、検索エンジンにはディレクトリ型とロボット型の2種類があります。ディレクトリ型は、信頼性の高いコンテンツを人の手で審査して、特定の分野の情報を表示します。一方、ロボット型は、クローラーと呼ばれるロボットによって自動でWebページの情報を収集し、検索キーワードに関連する検索結果を提供します。このように、検索エンジンはインターネット上の情報を効率的に探すための重要なツールです。

検索エンジンの役割

検索エンジンは、インターネット上の情報を整理し、ユーザーの検索意図に適した情報を提供する役割を果たしています。検索エンジンは、数多くのWebサイトから情報収集し、その内容を分析して、ユーザーが検索したキーワードに関連する最適な情報を表示します。

また、Googleをはじめとした検索エンジンはリスティング広告を表示することで収益を得ています。そのため、広告主はターゲットユーザーへの効果的な広告展開が可能です。このように、検索エンジンはユーザーと広告主の双方にとって重要な役割を果たしています。

世界でシェア率の高い検索エンジンのおすすめを一覧で紹介

世界でのシェア率が高いおすすめの検索エンジンは、次のとおりです。(2024年1月~12月)

順位 検索エンジン 世界でのシェア率(2024年1月~12月の平均)
1 Google 90.65%
2 Bing 3.75%
3 YANDEX 1.94%
4 Yahoo! 1.22%
5 Baidu 0.87%
6 DuckDuckGo 0.61%
7 Naver 0.34%
8 CocCoc 0.15%
9 Haosou 0.13%
10 Ecosia 0.1%

参照:世界の検索エンジン市場シェア(Statcounter)

Google(グーグル)



引用:Google

Googleは、世界で最も利用されている検索エンジンであり、そのシェア率は90.65%にも上ります。1998年の設立以来、Googleはインターネットの中心的存在として、ユーザーの生活に深く根付いています。Googleの特徴には、PageRankアルゴリズムやVoice Search、BERTアルゴリズムなどがあり、これらの技術によって、より質の高い検索体験が実現されています。一方で、中国などGoogleにアクセスできない地域では、Google以外の検索エンジンが台頭しており、地域に応じた適切なSEO対策が求められています。

Bing(ビング)


引用:Bing

Bingは、Microsoft社が提供する検索エンジンで、世界シェア率の第2位に位置します。BingはMicrosoft Edgeの標準設定の検索エンジンとして提供されており、テキスト検索に加えて画像・動画検索も容易です。特に、動画検索時にはマウスをサムネイルに合わせると、プレビューが表示される点も魅力でしょう。

また、AI(Microsoft Copilot)を活用した対話型検索や検索ごとにポイントがたまる仕組みが採用され、ほかの検索エンジンとの差別化が図られています。さらに、ユーザーの検索履歴や行動を学習し、パーソナライズされた検索体験を提供するといった点から、ユーザーにとっても使いやすい検索エンジンといえます。

YANDEX(ヤンデックス)


引用:YANDEX

YANDEXは、ロシア最大の検索サービスです。YANDEXはキリル文字に対応しており、ロシア語やキリル文字を使用する言語の検索精度が高い特徴があります。さらに、YANDEXはAIドリブンのパーソナルニュース推薦サービス「Yandex.Zen」を提供し、ロシアのGoogleとも称されるほどの豊富な機能を持ちます。世界シェア率第3位を誇り、ロシアやトルコ、ウクライナなどのキリル文字圏で広く利用されています。このため、ロシアやトルコでのSEO対策を検討する際には、YANDEXの特徴や利用状況を把握することが重要です。

Yahoo!(ヤフー)


引用:Yahoo!

Yahoo!は世界シェア率第4位の検索エンジンで、主にYahoo!JAPANポータルサイトを通じて利用されています。Googleと同じ検索アルゴリズムを採用しており、そのほかにも独自の技術を活用してユーザーの利便性を高めています。検索結果は、ユーザーが過去に検索した情報に基づいてカスタマイズされるため、個々のユーザーに適した結果を提供します。なお、Yahoo!は広告ネットワークを通じて効果的な広告プロモーションを提供し、多様なサービスを統合したポータルサイトとしても知られています。

Baidu(百度・バイドゥ)


引用:Baidu

Baiduは、中国で圧倒的なシェア率を誇る検索エンジンです。中国語に特化し、高精度な検索結果を提供することが特徴です。また、「Baidu Baike」や「Baidu Tieba」など、多様なサービスを展開しており、ユーザーが情報を共有しやすい環境を整えています。一方で、中国政府の監視下にあり、民主化に関する情報は検閲の対象となります。中国市場におけるSEO対策を考える際は、Baiduの特性や利用者の傾向を把握することが重要です。

DuckDuckGo(ダックダックゴー)


引用:DuckDuckGo

DuckDuckGoは、ユーザーのプライバシーを尊重した検索エンジンとして知られています。創業者のガブリエル・ワインバーグ氏が2008年に立ち上げたこのサービスは、米国に本社を構え、プライバシー保護を基本方針としています。この姿勢は、2013年に米国家安全保障局の個人情報収集が発覚した後、利用者のプライバシーへの関心が高まった現代において、ますます注目を集めています。なお、DuckDuckGoでは広告が表示されますが、ユーザーの検索履歴に基づかないため、パーソナライズされた広告は表示されません。


引用:Naver

Naverは韓国を拠点とする検索エンジンで、検索結果をカテゴリーごとに表示する点が特長です。検索エンジン以外にもNaverはさまざまなサービスを提供しており、例えば「Naver Cafe」は、オンラインカフェを作成して情報を共有するプラットフォームです。また、「Naver Knowledge iN」は、Q&A形式で情報を共有するサービスで、「Naver Webtoon」は、オンラインで漫画を楽しむことができるプラットフォームです。韓国ではGoogleに次ぐシェア率で、韓国でのSEO戦略を考える際には必ず確認すべき検索エンジンです。

CocCoc(コックコック)


引用:CocCoc

CocCocは、ベトナム語を話すユーザーに特化した検索エンジンで、ハノイに拠点を構えるCoccoc社が提供しています。ベトナムではGoogleに次いで2番目のシェア率を誇り、その特徴はベトナム人向けの検索アルゴリズムにあります。また、ベトナム語のスペルチェックや自動入力補助などの機能が搭載されており、ベトナム人ユーザーにとって使いやすい検索エンジンとなっています。CocCocは、地域情報に特化したマッピングサービスや安全なオンライン決済サービスなども提供し、ベトナムのオンラインコミュニティに多くの利益をもたらしています。

Haosou(好搜・ハオソウ)


引用:Haosou

Haosouは、2012年に中国で提供が始まった検索エンジンです。中国ではBaiduの利用者が多いものの、Hasouの運営会社である奇虎360はアンチウイルスソフトの提供会社であることからセキュリティ面を評価されており、企業で多く利用されています。

中国においては、東海岸の大都市を中心に、情報リテラシーの高い富裕層や中間層のユーザーを中心にシェア率を広げています。

Ecosia(エコシア)


引用:Ecosia

Ecosiaは、環境に配慮した検索エンジンとして注目されています。ドイツを拠点とし、2009年にサービスを開始しました。Ecosiaの最大の特長は、検索するたびに植樹活動に貢献できる点で、広告収益の80%以上が非営利団体WWFに寄付されることで、植林プロジェクトに活用されます。ユーザーが検索回数に応じて植林される木の数をリアルタイムで確認できる点も注目を集めています。

このように植樹活動に貢献できるという画期的な検索エンジンであるEcosiaですが、日本語での検索は可能なものの、メニュー項目やヘルプなどは日本語に対応していないため、英語が不慣れな方にとってはデメリットに感じる可能性があります。

Sogou(搜狗・ソゴウ)


引用:Sogou

Sogouは、Tencentの子会社Sogouが提供する検索エンジンで、中国ではBaiduやBingに並んでシェア率が高いです。2024年のランキングでは11位とランク外だったものの、2023年では9位にランクインしていました。

Sogouは中国語の入力に優れており、ピンイン(拼音)入力や手書き入力をサポートしているため、中国語の入力を効率的に行えます。さらに、「Sogou Baike」はユーザーが情報を投稿や編集できるオンライン百科事典で、多くの情報が中国語で共有されています。Sogouは、AI開発にも注力し、顔認識や音声認識、機械翻訳などの最先端技術も取り入れています。中国でビジネス展開する際には、SogouもSEO対策の観点からチェックしておくべき検索エンジンです。

日本での各検索エンジンのシェア率は?

日本でのシェア率が高い検索エンジンは、次のとおりです。(2024年1月~12月)

順位 検索エンジン 日本でのシェア率(2024年1月~12月の平均)
1 Google 78.88%
2 Yahoo! 10.35%
3 Bing 9.28%
4 YANDEX 0.4%
5 DuckDuckGo 0.39%
6 CocCoc 0.26%
7 Baidu 0.22%
8 Naver 0.12%
9 Ecosia 0.04%
10 Sogou 0.02%

参照:日本の検索エンジン市場シェア|Statcounter

日本の検索エンジンのシェア率はGoogleが圧倒的で、国内シェア率は78.88%です。さらに、Yahoo!もGoogleのアルゴリズムを採用しているため、実質的にGoogleが日本の検索市場の9割ほどを占めているといえるでしょう。

なお、日本ではスマートフォンの普及率が高いことも上記の結果に影響している可能性が高いです。例えば、Bingの国内シェア率が低いのは、多くのスマートフォンでは標準設定の検索エンジンとしてGoogleを採用していることが要因として考えられます。このような背景を把握することで、検索エンジンやユーザーの動向を理解しながら、適切なビジネス戦略を立てられるでしょう。

検索エンジンが掲載順位を決める仕組み

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ここまで、世界や日本でよく使われているおすすめの検索エンジンを一覧でご紹介しました。それぞれの検索エンジンでは、検索したキーワードに沿ってさまざまなWebサイトが検索結果に表示されますが、どのような仕組みで掲載順位が決められているのでしょうか。

検索エンジンでは、主に「クロール」「インデックス」「クエリプロセス」「ランキング」の4つのステップを通して掲載順位を決定します。

クロール

クロールでは、検索エンジンのクローラーがWebページを訪れてHTMLソースコードを解析し、ページの内容を理解します。

クローラーはWebサイト内のリンクをたどって各ページの情報を認識するため、SEO対策においては、クローラーがスムーズにサイト内を巡回できるよう適切に内部リンクを設置したり、サイト構造を工夫したりしてクローラビリティを高めることが重要です。

なお、クローラーが巡回し、適切なページであると判断された場合、次の「インデックス」に進み、検索結果に表示されるようになります。クロールからインデックスまでの時間をなるべく縮め、すぐに検索結果にページを表示させるためには、Google Search Consoleでのインデックス登録のリクエストや、サイトマップの送信がおすすめです。

サイトマップの作成方法は、以下の記事をご確認ください。

インデックス

インデックスは、検索エンジンがクロールしたWebページの情報を整理してデータベースに格納するプロセスです。

クローラーが収集した情報は、整理されてからインデックスに登録され、検索結果に表示されるようになります。ただし、すべてのページがインデックス登録されるわけではなく、コンテンツの質が低く、ポリシー違反によりペナルティを受けたページや、既存のコンテンツと重複しているページなどはインデックス登録がされない可能性があります。インデックス登録を促すには、質の高いコンテンツ作成や適切なキーワードの選定、重複コンテンツの統合などの工夫が重要です。

参照:Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー|Google 検索セントラル

重複コンテンツへの対処方法は、URLの正規化やリライトといった方法があげられます。それぞれの方法について詳しくは、以下の記事をご覧ください。

クエリプロセス

クエリプロセスは、検索エンジンがユーザーの入力した検索キーワード(クエリ)を分析し、その意図や求めている情報を理解するプロセスです。

例えば、「京都 観光地」というキーワードが入力された場合、検索エンジンはユーザーが以下のようなプロセスでクエリを理解します。

  • 「京都」は日本の地名である
  • ユーザーは京都の「観光地」を探している
  • 京都のおすすめ観光地や、観光に役立つ情報(宿泊、グルメなど)を紹介しているWebサイトやブログを検索結果に表示させる

このように、クエリプロセスはユーザーが求める情報に合致するコンテンツを適切に選別し、提示することで、検索エンジンの利便性を向上させます。

ランキング

検索エンジンにおけるランキングは、Webページの表示順位を決定する重要なプロセスです。ユーザーの検索意図を理解した後、検索エンジンは膨大な数のWebページから最適な結果を選択し、その順位をランキングアルゴリズムによって決定します。

Googleなどの検索エンジンでは、数百もの指標を用いてページの価値を評価し、単純な文字の量だけでなく新鮮さや情報の正確さ、独自性などさまざまな要素を考慮するため、コンテンツの作成時には量と質の両方を意識することが大切です。

特にGoogleでは、「経験(Experience)」「専門性(Expertise)」「権威性(Authoritativeness)」「信頼性(Trustworthiness)」からなるE-E-A-Tという指標を用いており、ユーザーにとって価値のある情報を提供しているコンテンツを高く評価しています。

また、ランキングを決めるアルゴリズムは日々アップデートされており、Googleでは年に数回ほどコアアップデートと呼ばれる大規模なアップデートが行われます。コアアップデートによって検索順位が大きく変動することもあるため、どのようなジャンルのコンテンツにどのような動きがあったのかをこまめに確認することをおすすめします。
なお、Googleでも上記のような検索エンジンの仕組みや検索結果・掲載順位の表示方法について詳しく説明しているページがあります。Googleでの上位表示を狙っている方は、以下のページもあわせてご確認ください。

参照:Google の検索エンジンの仕組み、検索結果と掲載順位について|Google 検索セントラル

検索結果で上位表示させるには?

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検索エンジンで上位表示を勝ち取るためには、いくつかのコツがあります。まず、キーワードの選定が重要です。適切なキーワードを選ぶことで、ユーザーの検索意図に合致しやすくなります。また、コンテンツを定期的に更新することや、専門性を高めることもポイントです。さらに、内部リンクや被リンクを効果的に活用し、SNSを通じてコンテンツを拡散することも効果的です。これらのコツを駆使することで、検索順位を向上させることができます。

コンテンツSEOの詳しい取り組み方については、以下の記事でもご紹介しているので、ぜひご覧ください。

Google Chrome・Safariで検索エンジンを変更する方法(PC・スマートフォン)

ここまで、おすすめの検索エンジンや検索エンジンが掲載順位を決める仕組みなどをご紹介しました。

検索エンジンによってアルゴリズムは異なるため、検索順位は異なる可能性があります。そのため、さまざまな検索結果を確認しながら情報を探したいといった場合は、検索エンジンを切り替えるのもおすすめです。

ここでは、Google ChromeとSafariで検索エンジンを変更する方法を、PC・スマートフォンでそれぞれご紹介します。

Google Chromeでの変更手順(PC)

  1. 1.Google Chromeを開く
  2. 2.画面端の「︙」をクリックする
  3. 3.「設定」をクリックする
  4. 4.「検索エンジン」をクリックする
  5. 5.「変更」をクリックする
  6. 6.変更したい検索エンジンを選ぶ
  7. スマートフォンでの変更手順

Google Chromeでの変更手順(スマートフォン)

  1. 1.Google Chromeを開く
    2.画面下の「…」をタップする
    3.「設定」をタップする
  2. 4.「検索エンジン」をタップする
  3. 5.変更したい検索エンジンを選ぶ

Safariでの変更手順(PC)

  1. 1.Safariを開く
    2.画面左上の「Safari」から「設定」をクリックする

  2. 3.「検索」を開き、「検索エンジン」の矢印マークをクリックする
  3. 4.変更したい検索エンジンを選ぶ

Safariでの変更手順(スマートフォン)

  1. 1.「設定」アプリを開く
    2.「アプリ」のアプリ一覧から「Safari」をタップする
    3.「検索エンジン」をタップする
  2. 4.変更したい検索エンジンを選ぶ

検索エンジンに関するよくある質問

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最後に、検索エンジンに関するよくある質問にお答えします。

Safariでおすすめの検索エンジンは?

iOSで使用されているブラウザのSafariでは、Google、Bing、Yahoo!、Ecosia、DuckDuckGoの中から選択できます。この中から、個人の好みに応じて検索エンジンを選ぶことが望ましいですが、おすすめはGoogleです。Googleは特にユーザーの利便性を重視しており、ユーザーが求める検索結果を最も確実に提供することで知られています。そのため、Safariを使用する際には、Googleを選択することで、迅速に求めている情報を探し出せるでしょう。

Google以外のおすすめ検索エンジンは?

Googleに代わる検索エンジンとして注目されるのがBingで、先述のとおり世界シェア率では2番目の高さを誇っています。なお、Googleとは異なる検索アルゴリズムを採用しているため、検索結果が異なることがある点が特徴です。Microsoft EdgeではBingが標準設定されていますが、BingからGoogleやYahoo!などほかの検索エンジンに変更することもできるため、GoogleとBingを切り替えながら使用するのもおすすめです。

使用が危険な検索エンジンはある?

使用すると危ない検索エンジンは一般的にはありませんが、注意が必要な場合もあります。マイナーな検索エンジンはセキュリティ対策が不十分な場合があり、ウイルス感染や情報漏えいのリスクが高まります。そのため、安全性を確保するためにはメジャーな検索エンジンの使用を推奨します。

GoogleやYahoo!のような大手の検索エンジンはセキュリティが強固であり、安心して利用できます。また、検索エンジンを利用する際には、不審なサイトへのアクセスやリンクのクリックを避けることが重要です。安全なブラウジング環境を保つために、常に注意を払いながら使用しましょう。

検索エンジンを使わない検索方法はある?

情報を検索する際に検索エンジンを用いますが、最近ではSNSにも検索機能がついていたり、AIを活用して検索したりする方法もあげられます。検索エンジン以外での具体的な検索方法は、次のとおりです。

SNSで検索する

1つ目に、XやInstagramなど、SNSの投稿検索機能を活用して検索する方法があげられます。SNS検索では、ほかのユーザーの投稿を検索でき、話題の投稿やリアルタイムの投稿を確認できるため、素早く求める情報を手に入れやすい点が特長です。

特に、商品やサービスに対する口コミや実際に撮影した写真といった、一般ユーザーが発信することで信頼性を高められる情報を検索したい際は、SNS検索が役立つでしょう。

AIに質問する

AIに質問したい内容を送信して回答を得る方法もおすすめです。

検索エンジンを使う場合、「東京 カフェ おしゃれ」など単語で区切られたキーワードを検索しながら求める情報を探すことが一般的ですが、AIを活用した場合は、「東京のおしゃれなカフェを教えて」「東京のおしゃれでランチにおすすめのカフェを5軒ピックアップして」などのプロンプト(指示文)を用いて検索できます。

例えば、ChatGPTやMicrosoft Copilotのようなチャット形式でやりとりができるAIを用いる場合は、「カフェの周辺のおすすめスポットを教えて」「予約はできる?」など、知りたい情報を追加で送信でき、会話をするように情報を検索できるでしょう。

AIツールの中には、Perplexity AIやFeloといった検索エンジン型のAIもあるため、これらを活用するのもおすすめです。

マップ(地図)で検索する

特定の場所を調べたい場合は、Google マップなどの地図アプリを用いたマップ検索がおすすめです。

例えば、Google マップを開いて「映画館」と検索すると、現在地周辺の映画館が表示されます。

気になる項目をクリックすることで、各店舗・施設の住所や営業時間、メニュー、口コミ、経路案内などの詳細情報を確認できるため、複数の情報を検索せずとも、まとめて必要な情報を手に入れられるでしょう。

まとめ

この記事では、世界でもシェア率の高い検索エンジンのおすすめ一覧や、検索エンジンが掲載順位を決める仕組み、Google ChromeやSafariでの検索エンジンの変更方法をご紹介しました。

世界で最もシェア率の高い検索エンジンはGoogleですが、ロシア語や中国語での検索に特化したYANDEXやBaidu、植樹活動を支援できるEcosiaなどさまざまな強みを持った検索エンジンがあるため、用途に合わせて使用するものを選ぶとよいでしょう。

検索エンジンによっては、Google ChromeやSafariといったブラウザからデフォルトとして設定できるため、記事内でご紹介した手順をぜひご参考にしてください。

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