【初心者向け】キーワード選定の基本や事前準備・方法を紹介

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記事コンテンツを作るなら、SEO対策の一環としてもキーワード選定は必須といえます。
しかし、どのような理由でキーワード選定が必要で、どういったやり方をすればよいのかわからない方も多いのではないでしょうか。
この記事では、初心者向けにキーワード選定の基本や応用について紹介します。

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目次

  1. キーワード選定が必要な理由とは?
  2. キーワードの種類
    1. 成果を得やすい「CVキーワード」とは?
    2. 初心者はビッグキーワードやCVキーワードを避けるべき?
  3. キーワード選定の前提条件と基本
    1. ユーザーの検索キーワードは重要な資源
    2. 検索キーワードは4分類される
    3. ロングテールキーワードは深い悩みを解決できる
    4. メタキーワードとSEOキーワードは意識しすぎない
    5. 1ページにつき1キーワードで作成する
  4. キーワード選定の事前準備
    1. ヒアリング、擦り合わせ、確認を徹底する
    2. Webサイトの現状をチェック
    3. 競合のWebサイトを調査
    4. 数値目標や期間・費用を把握する
  5. キーワード選定の方法
    1. STEP1:検索市場を策定する
    2. STEP2:ツールを用いてキーワードを多く出す
    3. STEP3:専門家やユーザーにヒアリングする
    4. STEP4:キーワードを分類して整理する
    5. STEP5:キーワードを調査し優先順位をつける
  6. キーワード選定をするときの注意点
    1. キーワードの管理を徹底する
    2. 定期的に選定し見直す
    3. 検索順位は定期的に確認する
    4. 競合の傾向は必ず確認する
    5. キーワードカニバリゼーションを避ける
    6. 検索ボリュームがないキーワードは選ばない
    7. テーマと関連性がないキーワードは選ばない
  7. キーワード選定・分析におすすめのツール
    1. ラッコキーワード
    2. キーワード プランナー
    3. Google Search Console
    4. Google トレンド
    5. Ahrefs
  8. まとめ

キーワード選定が必要な理由とは?

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キーワード選定が必要である一番の理由は、読者(ユーザー)に読んでもらえる記事を作るためです。
そもそもキーワードとは、人が検索エンジンを使って何かを調べるときに入力する単語のことを指します。
キーワードがあるからこそ、検索エンジンは関連性の高い記事を表示でき、ユーザーは必要な情報を入手できるのです。
「ユーザーがどんなキーワードで検索するのかを考慮したうえで記事制作をすると高評価が得やすくなる」とGoogleが公表しているのは、そういった理由も背景にあります。

また、キーワード選定が必要な理由として現状の把握や定期計測がしやすくなるという点もあげられます。
施策の実施状況やコアアップデート時などに定量的なチェックもしやすくなるので、キーワード選定は行うようにしましょう。

キーワードの種類

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キーワード選定で選ぶべきキーワードには、いくつかの種類があります。
適所に設定することで、SEOの効果創出に役立ちます。
主なキーワードの種類や特徴は以下のとおりです。

種類 定義 特徴
ビッグキーワード 月間検索数が10,000以上

上位表示時の検索流入数が膨大
キーワード数が少ない
競合が多い

ミドルキーワード 月間検索数や競合数が、ビッグ・ロングテールキーワードの中間

上位表示時の検索流入数が中程度以上見込める
2語以上の組み合わせが多い

ロングテールキーワード 3語以上を組み合わせたキーワード 競合が少なく上位表示しやすい
キーワード数が多い
月間検索数が1000以下と少ない

一般的に、キーワードは「検索数が多いもの」や「上位表示時のバックが大きいもの」ほど上位表示獲得への難易度が上がるといわれています。
初心者の場合は、まずはロングテールキーワード(別名スモールキーワード)から選定しましょう。

成果を得やすい「CVキーワード」とは?

CVとはコンバージョンの略で、CVキーワードは「Buyクエリ」とも呼ばれています。
商品の購入や、資料請求、会員登録といった行動を促せるキーワードがCVキーワードです。

  • ジャンル+おすすめ、比較、ランキングなど
  • 商品名・店名+評判、口コミ、感想など

上記のようなキーワードは成果を得やすいことから競合も多く、上位表示の獲得難易度はビッグキーワードに匹敵します。

CVキーワードの具体的な例は以下のとおりです。

  • 英会話教室 おすすめ
  • メンズ脱毛 渋谷
  • 母の日ギフト ランキング

英会話教室やメンズ脱毛は、資料請求や体験の申し込みにつながる可能性があり、母の日ギフトはそのまま商品購入へと促せます。
このように、CVキーワードは売上に直接結びつく重要なキーワードなのです。

初心者はビッグキーワードやCVキーワードを避けるべき?

ビッグキーワードやCVキーワードといった上位表示難易度が高いキーワードは、初心者であっても積極的に狙っていくのがおすすめです。
上位表示が獲得できなかったとしても、サイト全体を総合的に見るとビッグキーワードやCVキーワードを狙ったページが必要になることもあるからです。
また、内部リンクの活用によって成果を出せる可能性もあります。
まずはミドル・ロングテールキーワードで作成した記事で上位表示を目指し、内部リンクにビッグキーワード・CVキーワードで作成した記事を張り、流入を促すようにしましょう。

具体例は以下のとおりです。

  1. 「都内の結婚式場おすすめランキング」の記事を作成(ビッグキーワード・CVキーワード)
  2. 「小規模結婚式 都内」「東京 式場 おしゃれ」「ドレス レンタル相場 東京」など、関連するミドル・ロングテールキーワードの記事を作成
  3. ❷で作成した各記事から「都内の結婚式場おすすめランキング」の記事に内部リンクを張る

キーワード選定の前提条件と基本

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ここからは、キーワード選定を行う前に知っておきたい前提条件と、基本について紹介します。

ユーザーの検索キーワードは重要な資源

ユーザーが検索するキーワードは、いわばその人が抱えている課題や悩みです。
日頃、自分が何かを検索するときの動機や知りたいことなどを思い返してみましょう。
出先で充電をするためにカフェを探したい、株価の値動きを確認したいなど、さまざまな理由で検索行動を起こしているはずです。
検索キーワードは、悩みや課題、知りたいことなどから起因していて、キーワード選定を行う担当者にとっては重要な資源だと考えるようにしましょう。

検索キーワードは4分類される

検索キーワードは、下記の4つに分類されます。

  • 知りたい(Knowクエリ)
  • やってみたい(Doクエリ)
  • 買いたい(Buyクエリ)
  • 行きたい(Goクエリ)

この分類を踏まえてキーワードを選定することで、的確なユーザーニーズを見つけやすくなります。
例えば、「東京 天気」と検索した場合は東京の天気が知りたいKnowクエリに、「ゴルフ 初心者 レッスン」の場合は、初心者向けのゴルフレッスンに参加したいというDoクエリとなるのです。

BuyクエリやDoクエリは、コンバージョンにつながりやすいという特徴もあります。
一方で、検索の多くはKnowクエリのため、いかにしてBuyクエリやDoクエリにつなげてコンバージョンを上げていくかということもあわせて考えていくことで、より成果を出しやすくなるでしょう。

ロングテールキーワードは深い悩みを解決できる

自分の悩みや課題に、よりマッチした記事を見つけたい場合、検索するキーワードが長くなる傾向があります。
例えば、Excelの関数を調べたい場合、「Excel 関数」と検索するよりも、「Excel 関数 文字列抽出」や「Excel 関数 曜日」など、より細かいキーワードを入れたほうが、自分にマッチした記事が見つかりやすいでしょう。
このように、ロングテールキーワードはユーザーに寄り添い、より深い悩みを解決できる価値の高い情報提供が可能となるキーワードなのです。

メタキーワードとSEOキーワードは意識しすぎない

メタキーワードは、検索エンジンにページやサイトの情報を伝えるものでしたが、SEO的に効果がないとGoogleが明言したため、現在ではほとんど使われていません。
一方でSEOキーワードは記事の中に直接記載されるキーワードのことで、検索エンジンが記事のテーマやトピックを評価するために使われます。
ただし、現在のSEOではSEOキーワードを複数盛り込むよりも、読者に寄り添った記事作りのほうが重要視される傾向にあります。
SEOキーワードを挿入することよりも、ユーザーニーズを満たす記事作りに重きを置きましょう。

 1ページにつき1キーワードで作成する

複数のキーワードで記事を作成してしまうと、ユーザーが必要としている情報と内容に乖離が生じ、離脱の原因にもなります。
ユーザーニーズを満たせていないと判断されれば、結果として評価を受けづらくなってしまいます。

選定したキーワードで上位表示を獲得できるような記事作りを意識するのがおすすめです。

キーワード選定の事前準備

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ここからは、キーワード選定をする前の事前準備について紹介します。
前もって確認や調査をしておくことで、よりよいキーワードを選べるようになるので、できる限り準備しましょう。

ヒアリング、擦り合わせ、確認を徹底する

記事の公開後、効果が芳しくなく、確認すると方向性が違っていたという事態を避けるためにも、関係者との擦り合わせやヒアリングは必ず行いましょう。
対象となるサービスや売りたい商品があるのなら、チーム内で共有をしあって方向性の認識をそろえるのがおすすめです。
また、SNSでの評判や過去のアンケート結果など、お客様のリアルな声を確認しておくことで新たな気づきを得られることもあります。
1人で作業する場合も、上司や企業担当者といった関係者にヒアリングをしてよりサービスや商品に近い人の声を拾い上げるようにしましょう。

できる限り、下記のタイミングで都度共有や確認を入れておくと安心です。

  • キーワード選定後
  • 記事公開前
  • 公開後、一定期間が経過したとき

確認を入れることで、ずれが生じにくくなります。
効果創出のためには、ヒアリング、擦り合わせ、確認はセットで行いましょう。

Webサイトの現状をチェック

SEO対策と効果測定はセットで行うものなので、効果測定ができる状態かどうかあらかじめ確認しましょう。
サイトの構造によってはできない場合もあるため、まずはサイト制作や管理を行う担当者に確認することをおすすめします。

Webサイトの分析ツールにはさまざまなものがありますが、「Google Analytics」と「Google Search Console」は必要不可欠です。

Google AnalyticsとGoogle Search Consoleを使ってできることを以下の表にまとめました。

  Google Analytics Google Search Console
できること ・ユーザーの記事への滞在時間
・どこからサイトに流入しているのか
・検索流入か、お気に入りやURLからダイレクトにアクセスしたのか など
・どんなキーワードで流入があるか
・検索結果に表示されたページと表示回数
・記事のクリック数
・どこから被リンクがされているか など

まずはこの2つを使用可能な状態にしたうえで、記事やWebサイトを展開していきましょう。

競合のWebサイトを調査

競合を調査することで、キーワード選定をするときに役立つこともあります。
関連性のあるいくつかのキーワードを検索し、上位表示されているサイトと自社サイトを比較し、以下のポイントをチェックしましょう。

  • 狙っているキーワード
  • 記事の質
  • 更新頻度
  • トータルの投稿数

これらを確認することで、競合に勝つためには何をどう変えていけばよいのかがわかります。
初期段階での調査なので、思いついたキーワードで検索して競合調査を行いましょう。

数値目標や期間・費用を把握する

具体的な目的や定量的な目標がない場合、ゴールが明確化されていないため、具体的な改善策がわからなくなってしまいます。
SEO対策を行う理由がわからず、何をすべきなのか決められないという事態にもなってしまうので、目的や数値目標は決定するようにしましょう。
また、どのくらいの期間で費用はいくらかかるのかも見積もっておくのがおすすめです。

ある程度の屋台骨が決まったら、以下の点をあわせて確認しましょう。

  • 実現できる目標か否か
  • 適切な期間が設定されているか
  • 費用、リソースの確保がされているか

ツールを導入する費用や、外注ライターへの発注費用、対応にあたる社員の業務量調整など、費用やリソースの確保は必須です。
これらの点をしっかり確認して進めていきましょう。

キーワード選定の方法

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ここからは、キーワード選定の方法を5つのステップに分けて紹介します。
初心者でもできる方法なので、ぜひトライしてみてください。

STEP1:検索市場を策定する

SEO対策において最終的に目指すべきなのは、その事業やサービスにおいて検索ボリューム数の多いキーワードで上位表示を獲得することです。
下記の基準に当てはめながら、検索市場を策定していきましょう。

  • 検索ボリュームが一番大きい
  • 上位表示時のビジネスインパクトが最大である
  • 単体キーワードといったシンプルなキーワードである

検索市場を策定し、キーワードを選んだときにやりがちなのは、短期間でそのキーワードで上位表示を狙うための施策を行おうとすることです。
あくまでも主な活動の場を選ぶための作業であると考えておきましょう。

STEP2:ツールを用いてキーワードを多く出す

キーワードを抽出するときには、思い切ってツールを使いましょう。
ツールを使うことで、いくつものキーワードを一気に抽出できます。

ツールを使う場合、キーワード選定の方法は主に下記の2つに分類されます。

  • 関連キーワードを抽出
  • 競合の流入キーワード抽出

初めのうちは数を出して、検索ニーズのあるキーワードを見つけていきましょう。

この記事の最後におすすめのツールを紹介するので、どのツールを使うべきか悩んでいる方はぜひご覧ください。

STEP3:専門家やユーザーにヒアリングする

ツールを使うことはとても便利ですが、競合も同じようなツールを使っていた場合、キーワードがかぶる可能性があります。
その場合、競合と正面から戦わなければなりません。
そうならないためにも、機械的にキーワードを出した後に必ず深掘りをしましょう。
その一環が、専門家やユーザーへのヒアリングです。
業界に強い営業がいれば、社内でヒアリングをするのもよいでしょう。
他社の意見を取り入れ、深掘りしていくことで競合にはないキーワードが生まれるかもしれません。
質のよいキーワードを見つけるためにも、必ずヒアリングと深掘りをしましょう。

STEP4:キーワードを分類して整理する

キーワード数が少ない場合は必要ありませんが、数が多い場合はかならずカテゴライズして整理するようにしましょう。

カテゴリ キーワード
駅名×ランチ

 東京駅 ランチ
 品川駅 ランチ

地名×ランチ

 渋谷 ランチ
 新宿  ランチ

キーワードを分類することで、カテゴリごとの弱みや強みがわかるので優先順位がつけやすくなり、抜け漏れ防止にもつながります。
次回以降のキーワード選定の作業負荷軽減にもつながるので、数が多い場合は分類しておくのがおすすめです。

STEP5:キーワードを調査し優先順位をつける

検索ボリュームと競合性を調査し、優先順位をつけていきましょう。
意識すべきところは、「ユーザーニーズ」「自社の強み」「ワーディング(言葉遣い)」の3つが重なるキーワードを選ぶことです。
検索ボリュームが大きく、自社が競合に負けない可能性が高く、上位表示を獲得したときに成果として反映されやすいキーワードがあればベストといえます。

検索ボリューム数は、ツールを使って調べられるので都度チェックすることをおすすめします。

キーワード選定をするときの注意点

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続いて、キーワード選定をするときの注意点を紹介します。

キーワードの管理を徹底する

数が多くなると、どのキーワードでどんな記事を作成したのかわからなくなってしまいます。
初めのうちから以下の情報をまとめたExcelファイルを作成し、管理するようにしましょう。

  • キーワード
  • 検索ボリューム
  • 対策した記事のURL
  • 担当者
  • リリース日

定期的に選定し見直す

記事を作成していけば、その分キーワードは減っていきます。
また、選定時には良質だったとしても、検索ニーズの変化によってキーワードとしての質が落ちてしまう場合もあります。
キーワードの枯渇に備え、キーワード選定は定期的に行いましょう。

検索順位は定期的に確認する

記事は作成したら終わりというものではありません。
順位が上がらない場合は、記事をリライトしたり作り直したりなどの対策が必要になります。
対策をするか否かの基準が検索順位にもなるので、検索順位は定期的にチェックするようにしましょう。
Googleの場合、定期的に行われるコアアップデートの前後は検索順位が不安定になることもあり、順位の上下が頻発します。
そうしたことに気がつくためにも、少なくとも3カ月に1回はチェックするようにしましょう。

競合の傾向は必ず確認する

競合の傾向を確認せずに記事作成をすると、場合によっては検索エンジンから評価を受けられない事態が発生する可能性があります。
例えばBuyクエリで検索をし、上位サイトのすべてがECサイトであったとします。
この傾向を確認せず、ブログで上位を目指そうとしても、上位表示がされやすいサイトのタイプがECサイトである以上、どうしても評価されづらくなってしまうのです。

よい記事を作っても、サイトタイプの違いから評価されないという事態を防ぐためにも、競合の傾向は確認するようにしましょう。

キーワードカニバリゼーションを避ける

キーワードカニバリゼーションとは、自サイトで同じキーワードを狙って複数の記事を作成したため、検索結果でお互いの記事を邪魔しあってしまうことを指します。
これは、Googleがどの記事を評価すればよいのか判断が難しくなってしまうことから発生してしまいます。
このことを避けるためにも、キーワードカニバリゼーションが起きそうなキーワードは避けましょう。

検索ボリュームがないキーワードは選ばない

検索ボリュームが0であったり、測定不可能となり表示がされなかったりする場合、記事を作成したとしても検索流入が見込めない可能性があります。
作業コストだけが発生し、結果が見込めない可能性が高いため、検索ボリュームがないキーワードは選ばないようにしましょう。

テーマと関連性がないキーワードは選ばない

テーマ(トピック)と無関係のキーワードを選んでしまうと、サイトの専門性がないと見なされてしまう可能性があります。
そうなると、E-E-A-Tと呼ばれるGoogleの検索品質評価ガイドラインに該当せず、評価を受けられないかもしれません。

E-E-A-Tとは、「Experience(経験)」「Expertise(専門性)」「Authoritativeness(権威性)」「Trustworthiness(信頼性)」の4つの単語の頭文字を取ったものです。
テーマと関連性のないキーワードを入れることで、これらの質が低いと評価されてしまうのです。

きちんとテーマやトピックに沿ったキーワードを入れ込みましょう。

キーワード選定・分析におすすめのツール

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最後に、キーワード選定や分析をするときにおすすめのツールを表で紹介します。
初心者でも扱えるツールなので、積極的に活用していきましょう。

ラッコキーワード

ラッコキーワードは、無料で使えるキーワード調査ツールです。
検索エンジン別にサジェストワードを抽出してくれるので、関連キーワードが一目でチェックできるようになります。
見出しの抽出もできるので、メインキーワードが決まったらまずは入力して機能をチェックしてみるとよいでしょう。
有料プランでは、月間検索数の確認もできるようになっています。

キーワード プランナー

キーワード プランナーは、Googleが提供している無料サービスです。
キーワードを入力すると、それに対して関連性の高い順にキーワードの候補を出してくれるツールとなっています。
キーワードのボリューム数も調査できますが、正しい数値の確認にはGoogleへの広告出稿が必要となります。
数百円でも出稿すれば正確なボリューム数が調査できるので、月間検索数を知りたい場合は出稿してからの利用がおすすめです。

Google Search Consoleは、キーワード プランナーと同様にGoogleが提供している無料サービスです。
自社や競合に、どんなキーワードで流入があるのかを調べられます。
意外なキーワードが見つかることもあるので、ぜひ活用しましょう。

Google トレンド

Google トレンドも、同じくGoogleが提供する無料サービスです。
過去から現在までの期間で、調査キーワードの検索数の推移が確認できます。
見つけたキーワードがどの程度伸びしろがあるのかといった、将来的な予想をするときにおすすめです。

Ahrefs

有料にはなりますが、AhrefsはSEO担当者であれば必須のツールといえます。
競合の分析に強いだけではなく、キーワードの検索ボリュームやSEO対策に取り組むときの難易度までチェックできるからです。
ほかにも、競合のキーワード分析やアクセス数、被リンク数なども確認できます。
優秀な分析ツールとして、初心者の方にもおすすめです。

まとめ

この記事では、初心者向けにキーワード選定について紹介しました。
キーワード選定には事前準備が必要です。
ヒアリングだけでなく、実際に運用していけるかどうか、期間や費用も考えていく必要があります。
実際にキーワード選定をするときには、注意点を踏まえ、ツールも活用しながら最適なものを選んでいきましょう。

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