SEOを依頼する際の主な見積もり項目を費用の目安とあわせて紹介

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「SEOを依頼したいけれど、見積もりの項目がよくわからない」「提示された費用が妥当かどうか判断できない」と感じたことはありませんか?
SEOは企業のWeb集客において欠かせない施策ですが、見積書の内容が不透明だと、無駄なコストを払ってしまったり、本当に必要な施策を見逃してしまうリスクがあります。

SEOの見積もりには、キーワード調査やサイト分析といった分析費用、内部対策・外部対策・テクニカルSEOなどのサイト運用費用、記事作成やリライトなどのコンテンツ制作費用が含まれます。

こうした項目を理解することで、依頼先の提案が自社にとって適切かどうかを見極められるようになるでしょう。

この記事では、SEOの見積もりに含まれる代表的な項目をわかりやすくご紹介します。

なお、株式会社クリエイティブバンクのWeb集客サービス「バンソウ」では、透明性のある見積もりと豊富な実績に基づいたSEO支援を提供しています。
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マーケティングサポート「バンソウ」のメディア管理人

株式会社クリエイティブバンクのマーケティングサポート「バンソウ」のメディア管理人。得意分野は、SEO全般・サイト分析・オウンドメディア・コンテンツマーケティング。バンソウはクライアント様のBtoBマーケティングをサポートするサービスです。詳しい内容はこちらをご覧ください。

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SEO依頼時の見積もり項目:分析費用

SEO依頼時の見積もり項目は、大きく分けて「分析費用」「サイト運用費用」「コンテンツ制作費用」があります。

それぞれには、競合調査や内部施策、新規コンテンツ作成などさまざまな見積もり項目が含まれています。各見積もり項目については、以下のとおりです。まずは、分析費用からご紹介します。

競合調査

検索結果で上位表示を狙うためには、まず競合サイトがなぜ評価されているのかを把握する必要があります。具体的には、競合が獲得しているキーワードや上位表示しているページの数、獲得している被リンクの質や量などを調べ、自社との差を分析します。

このような競合調査から「どの要素が順位に影響しているのか」という仮説を立てられれば、自社サイトを改善する際の方向性を定められます。さらに、競合の成功要因を踏まえ、自社に不足しているコンテンツや施策を優先的に実施して補うことで、効率的に成果を高められるでしょう。

自社サイト分析

競合調査とあわせて、自社のWebサイト全体の状況を把握し、どの程度の集客力があるかを明らかにします。Google Analytics 4(GA4)やGoogle Search Consoleを活用し、流入数の推移や流入経路の変化、検索キーワードごとの訪問傾向などを確認します。

また、サイトマップの構造がユーザーや検索エンジンにとって理解しやすいか、内部リンクが適切に設計されているかといった技術面も調査します。これにより、現在の施策の有効性や課題が可視化され、改善の優先順位が見えてきます。

さらに、競合サイトの分析結果と照らし合わせることで、自社に不足している要素や強化すべき分野を特定でき、今後のSEO戦略を実行するための指針を明確にできるでしょう。

被リンク調査

被リンク調査は、外部サイトから自社サイトにどの程度リンクが張られているかを確認する作業です。被リンクはGoogleがサイトを評価する重要な要素の一つであり、信頼性や専門性を高める効果があります。

被リンク調査では、Google Search Consoleを中心に、どのドメインから、どのページにリンクが集まっているかを分析します。ただし、すべての被リンクがプラスに働くわけではなく、中にはスパムリンクと呼ばれる悪質なリンクも存在します。これらは検索順位に悪影響を与え、最悪の場合はGoogleからペナルティを受けるリスクがあるため、注意が必要です。

参照:リンクスパム|Google 検索セントラル

キーワード調査

Google Search Consoleを利用して、自社サイトに実際に流入している検索キーワードや、まだ獲得できていないキーワードを把握します。これにより、今後新たに対策すべきキーワードや、強化すべき既存のキーワードを明確にできます。

さらに、検索ボリュームや競合状況を踏まえて優先順位を決めることで、限られたリソースを効率的に配分することが可能になります。また、ユーザーの検索意図を分析することで、単なるアクセス増加だけでなく、コンバージョンにつながりやすいキーワードを発見できるでしょう。

SEO依頼時の見積もり項目:サイト運用費用

上記では、分析においてあげられる見積もり項目をご紹介しました。分析のほか、サイト運用費用として、以下のような見積もり項目があげられます。なお、SEOを外注する際は、サイト運用にかかる費用がメインの外注費用となります。

内部対策

内部対策とは、Webサイト自体の構造を最適化し、検索エンジンとユーザー双方にとって理解しやすい状態に整える施策です。

内部対策では、主にページタイトルやmeta description、見出しタグ、画像のaltタグといった基本要素の最適化から始まります。加えて、XMLサイトマップやパンくずリストの設置、URLの正規化、構造化データの導入などにより、検索エンジンが巡回しやすい環境を整えることも欠かせません。

さらに、ユーザビリティを高める観点から、ページ表示速度の改善やモバイル対応、404ページの設置といった施策も含まれます。こうした内部対策は一見地味ですが、コンテンツや被リンクの効果を最大限に引き出す基盤となるため、SEOにおいて非常に重要な項目です。

外部対策

外部対策とは、自社サイト以外の外部サイトやSNSを通じて評価を高める施策を指します。内部対策がサイトの基盤を整える作業であるのに対し、外部対策はほかのWebサイトからの被リンクやSNSでのシェアを通じて、信頼性や権威性を強化します。

Googleは外部から自然にリンクされているサイトを価値のある情報源とみなし、検索順位の向上につながることがあります。したがって、外部対策では単にリンクを集めるのではなく、他サイトやユーザーに「共有したい」と思わせる良質なコンテンツを整えます。

テクニカルSEO

テクニカルSEOとは、検索エンジンに正しくWebサイトを理解してもらうための技術的な施策の総称を指します。

内部対策がユーザーと検索エンジン双方に向けた調整であるのに対し、テクニカルSEOは特に「検索エンジンが正しく認識できる状態を整えること」に重点を置きます。

具体的には、クロールエラーやインデックスの不具合の解消、モバイルフレンドリー対応、ページ速度改善、HTTPS化、構造化データのマークアップなどを行います。

内部リンク設計

内部リンク設計とは、サイト内のページ同士を適切につなぎ、検索エンジンとユーザーの双方が情報をスムーズに行き来できるようにする施策です。クローラーが効率よく巡回できることでコンテンツの正しい評価につながり、同時にユーザーも関連情報に迷わずアクセスできるため、利便性や滞在時間の向上にも寄与します。

具体的には、関連性の高い記事やサービスページを相互にリンクさせる、重要なページへ内部リンクを集中的に設置する、といった工夫を行います。

モニタリング・順位チェック

SEOは一度施策を実行すれば終わりではなく、その後の効果検証が欠かせません。モニタリング・順位チェックでは、狙ったキーワードでの検索順位や流入数を定期的に観測し、成果を数値で把握します。

順位が安定していれば施策が有効に機能していると判断できますが、逆に下落している場合は新たな改善が必要です。また、順位だけでなくクリック率(CTR)や滞在時間などもあわせて確認し、ユーザー行動との関連性をより深く分析します。

レポート作成・定例会実施

SEO施策は効果がすぐに表れるものではないため、定期的なレポートと打ち合わせを通じて進捗を確認することが重要です。

実際に行った施策が成果につながっているかを検証し、今後の改善方針を明確にする場として、月次や四半期ごとのレポーティングや定例会が設けられます。これにより、依頼側はSEOの進行状況を客観的に把握でき、不明点や懸念点を直接業者に質問できます。

さらに、Googleのアルゴリズム更新や業界トレンドといった最新情報を共有してもらうことで、施策の方向性を柔軟に見直せるでしょう。

ディレクション

SEOの見積もりには、ディレクション費が含まれることがあります。これは施策の進行管理にかかるコンサルタントの人件費であり、プロジェクト全体を円滑に進めるために必要な費用です。

具体的には、施策の優先順位づけやスケジュール調整、外部ライターやデザイナーへの指示出しなど、多岐にわたる調整業務がここに含まれます。金額の提示方法は業者によって異なり、見積書に固定額として明示される場合と、月額運用費の〇〇%として合算される場合があります。

SEO依頼時の見積もり項目:コンテンツ制作費用

ここまで、SEO依頼時のサイト運用に関する見積もり項目をご紹介しました。SEOの依頼時に、サイト内に投稿する記事などのコンテンツ制作も依頼する場合は、以下の項目も見積もりに含まれます。

コンテンツ企画・構成案作成

コンテンツ制作に取りかかる前段階として欠かせないのが、企画と構成案の作成です。狙うキーワードやユーザーの検索意図を踏まえ、どのようなテーマで、どの切り口から記事を展開するのかを決めます。構成案を用意することで、ライターやデザイナーが迷わずに制作を進められるだけでなく、検索エンジンが評価しやすい論理的な記事構造を実現可能です。

また、この段階で競合記事の分析や、読者にとって不足している情報の洗い出しを行うことにより、オリジナリティを確保したコンテンツを計画できるでしょう。

新規コンテンツ作成

SEO対策の中心となるのが新規コンテンツの制作です。まだ獲得できていないキーワードを狙った記事や、関連キーワードを組み合わせて内部リンクを強化するための記事を計画的に追加していきます。

検索エンジンは、ユーザーの疑問を解消する良質なコンテンツを高く評価するため、内容の質を重視し、検索意図に沿った記事を提供することが大切です。加えて、単なるキーワードの羅列ではなく、読者が知りたい情報を体系的に整理し、画像や図表を活用することで理解しやすい記事に仕上げることが求められます。

画像・動画作成

SEOコンテンツの価値を高めるためには、テキストだけでなく画像や動画を適切に活用することが重要です。検索エンジンはユーザー体験を重視しており、視覚的にわかりやすいコンテンツは滞在時間の向上や直帰率の改善につながります。

例えば、記事内容を補完する図解やインフォグラフィックを挿入することでユーザーの理解を助け、動画を加えることで複雑な手順や事例を直感的に伝えることが可能です。

また、画像には適切なファイル名やaltタグを設定し、動画はページの表示速度に配慮しながら埋め込むなど、技術的な最適化も欠かせません。こうした工夫により、ユーザー満足度を高めながら検索エンジンからの評価向上も期待できるでしょう。

既存コンテンツのリライト

新規記事の追加だけでなく、既存コンテンツを定期的にリライトすることもSEOにおいては重要です。検索エンジンは最新性や網羅性を評価するため、古い情報のまま放置された記事は順位が下がりやすくなります。

リライトでは、過去に作成した記事を見直し、最新のデータや事例を反映させたり、ユーザーのニーズに沿った情報を追加したりします。

まとめ

この記事では、SEOの見積もりに含まれる代表的な項目をわかりやすくご紹介しました。分析費用・サイト運用費用・コンテンツ制作費用といった主要な内訳を理解することで、提示された見積もりが妥当かどうかを判断できるようになります。

また、競合調査やサイト分析、内部対策や外部対策、コンテンツの新規作成やリライトなど、それぞれの施策がどのように検索順位や集客効果に結びつくのかを知ることは、今後の投資判断にも役立つでしょう。

SEOは単なる費用比較ではなく、自社に合った施策を選び、長期的に成果を積み上げていくことが重要です。

株式会社クリエイティブバンクのWeb集客サービス「バンソウ」では、透明性の高い見積もりと豊富な実績に基づいたSEO支援を行っています。まずは以下のボタンからサービス内容を確認のうえ、お気軽にご相談ください。

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