SEO対策を行う目的は上位表示ではない?何をゴールとすべき?

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SEO対策を行っている多くの企業では、自社のWebサイトの上位表示だけでなく、サイトへの流入数の増加やファンの獲得、コンバージョン数の増加などを目的としています。
この記事では、SEO対策を行う目的について具体的にご紹介します。

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SEO対策とは

SEO(Search Engine Optimization)とは「検索エンジン最適化」を意味しており、検索エンジンから高い評価を受けるために行う施策のことを「SEO対策」と呼びます。

SEO対策を行い、自社のWebサイトが検索エンジンから高い評価を受けることで、検索結果の上位に表示されるようになり、多くのユーザーの目に留まりやすくなります。

SEO対策を行う主な目的

SEO対策は、ただ検索順位を上げて、上位表示させることを目的として行う施策だと考えている方も少なくないでしょう。しかし、SEO対策を行っている企業では、上位表示は本来の目的を果たすための過程であり、本来の目的として「自社サイトへの流入数の増加」「ユーザーの課題解決」などを掲げています。SEO対策を行う主な目的は、次のとおりです。

自社の認知度を高める

SEO対策によって検索結果の上位に自社のサイトが多く表示されることで、自社の認知度を高められます。ほかにも、自社のWebサイトやコンテンツのリンクを外部サイトやSNS上に張ってもらう「被リンク」を獲得することで、自社の存在を知らないユーザーの目に留まる機会を増やせます。このように、コンテンツSEOをはじめとしたSEO対策を行うことで、ユーザーとの接触機会を増やせるため、認知度を高められます。

自社サイトへの流入数を増やす

検索結果の上位に自社のサイトが表示されたり、外部サイトやSNSにリンクが共有されたりすることで、興味を持ってクリックしたユーザーによって自社サイトへの流入数(セッション数)を増やせます。自社サイトへの流入数を増やすことで、サイトへ訪れたユーザーがほかのページも閲覧してくれることや、資料ダウンロードや問い合わせなどの別のアクションを起こしてくれることが期待できます。

なお、自社サイトへの流入を狙うために、ページタイトルやページ内容を簡単に説明するディスクリプションなどは、ユーザーがクリックしたくなるよう工夫したテキストにすることが大切です。

自社のファンを増やす

検索上位に多く表示されるWebサイトや、質の高いコンテンツを提供しているWebサイトは、ユーザーの記憶にも残りやすいです。有益な情報を定期的に発信しているWebサイトは、「〇〇に関する情報を知りたいときはこのサイト」というようにお気に入りやブックマークに保存してもらえたり、メールマガジンに登録してもらえたりすることがあり、自社と長期的に関係を築けるファンをつくれます。自社のファンを増やすことで、安定した流入数を保てるほか、ファンから自社のサイトの情報を拡散してもらえることがあるため、さらなる認知度や流入数、ファンの獲得が狙えます。

ユーザーの課題や悩みを解決する

ユーザーの検索意図に沿ったコンテンツや、ユーザーにとって有益な情報を提供できていると判断されたコンテンツは、上位表示されるようになります。そのため、自社のコンテンツが検索上位に表示されることで、ユーザーの課題や悩みを解決しやすくなります。ユーザーの課題や悩みを解決できるコンテンツは、ユーザーからの信頼を得ることにもつながるため、自社サイトそのものへの興味・関心を高め、先述したファンを獲得できるといった効果も期待できます。

自社の商品やサービスへの興味を高める

検索上位に表示され、自社サイトへの流入数やファンを増やすことで、自社で提供している商品やサービスの認知度を高めたり、興味を持ってくれるユーザーを増やしたりすることができます。ただし、コンテンツが自社の商品やサービスと無関係な内容であったり、ページ内で自社がどのような商品やサービスを取り扱っているのかがわからない構造になったりしている場合は、せっかく自社のサイトへの流入数が増えたとしても、自社の商品やサービス自体に興味を持ってもらえない可能性が高いため、導線を工夫することが大切です。

コンバージョンを獲得する

SEO対策で流入数を増やしたり多くのファンを獲得したりすることで、「問い合わせ」や「資料ダウンロード」「セミナーへの申し込み」などのコンバージョンを獲得しやすくなります。コンバージョン数が増えることで、顧客の獲得だけでなく、潜在顧客を見込み客(リード)へ転換できるなど、自社の将来的な売上や利益にもつなげられるでしょう。コンバージョンへつなげる際も、適切な位置・量のバナーやボタンなどをサイト内に配置することで、ユーザーを効率よくコンバージョンへ促せます。

まとめ

この記事では、SEO対策を行う目的についてご紹介しました。SEO対策では単純に検索結果への上位表示を狙うだけでなく、Webサイトへの流入数やファンの増加、コンバージョンの獲得などを目的として行っています。もし貴社サイトの流入数が伸び悩んでいる・コンバージョンが増えないといった場合は、ぜひサイト内の導線を見直したり、有益な情報を提供するコンテンツを作成したりするといった施策をお試しください。

また、バンソウでは上記のようなWebマーケティングに関する課題や悩みを抱えているお客様とともに走るパートナーとして、コンテンツSEOやWebサイト改修サポートといったサービスを提供しています。ぜひお気軽にご相談ください。

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