SEOコンテンツの順位変動時に考えられる理由や対処法を紹介

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SEO対策を行ううえで、作成したコンテンツの順位の推移を追うことは重要ですが、急に順位が大幅に低下したり、徐々に低下したりするケースも見られます。

このような順位変動が起きた場合は、まず原因がコンテンツの内容やWebサイトの設定などにあるのか、Googleでアップデートが行われ、順位を決めるアルゴリズムが変化したのかを見極める必要があります。

この記事では、SEOの順位変動に影響するGoogleのアップデート履歴や、順位が下がったときに考えられる理由と対処法などをご紹介します。

執筆者

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マーケティングサポート「バンソウ」のメディア管理人

株式会社クリエイティブバンクのマーケティングサポート「バンソウ」のメディア管理人。得意分野は、SEO全般・サイト分析・オウンドメディア・コンテンツマーケティング。バンソウはクライアント様のBtoBマーケティングをサポートするサービスです。詳しい内容はこちらをご覧ください。

SEOの順位変動にも影響するGoogleのアップデート

Googleでは、定期的に大型アップデートを行い、検索アルゴリズムを見直していることから、検索結果のランキングが大きく変動する場合があります。

このような大型アップデートは1年に数回実施され、事前にアナウンスされることもあります。アップデートの履歴は「Google Search Status Dashboard」で確認できるため、アップデートが行われるタイミングや期間を把握するのに役立つでしょう。

ここでは、直近(2023年11月~2024年12月)に行われた大型アップデートをご紹介します。

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December 2024 core update

December 2024 core updateは、2024年12月13日から実施されたコアアップデート(コアアルゴリズムアップデート)で、12月19日に終了しました(日本時間)。

December 2024 core updateは、前回のNovember 2024 core updateの終了からわずか1週間後の実施となり、これまでのコアアップデートの中では異例の早さとなりました。

ただし、アップデートの内容はこれまでのアップデートでも行われてきたコアシステムの改善であり、健康・医学や金融・法律といった人々の健康や安全に関わるYMYL(Your Money or Your Life)領域に関するコンテンツの順位に大きく影響しています。

なお、今回のアップデートを踏まえて、今後は短期間で細かなアップデートが繰り返し行われることも考えられます。

November 2024 core update

November 2024 core updateは、2024年11月12日に開始し、12月6日に終了しました(日本時間)。

November 2024 core updateでは、ユーザーが便利だと感じるコンテンツを上位に表示し、ランキングでの上位化のためだけに作られたと考えられるコンテンツの表示を減らすことを目的に、検索結果の見直しが行われていました。

そのため、BtoBや就職・転職、美容・ファッションなど、さまざまなジャンルにおいて順位変動が生じているものの、健康・医学、金融・法律などのYMYL領域の順位はあまり変化がありませんでした。

YMYL領域の順位については、上記でご紹介したDecember 2024 core updateにて見直されたと考えられます。

August 2024 core update

August 2024 core updateは、2024年8月16日に開始し、9月4日に終了しました(日本時間)。

August 2024 core updateでは、GoogleがWebサイト運営者たちからのフィードバックを考慮したうえでアップデートに臨んだことが大きな試みとされており、小規模で独立したWebサイトをより適切に評価し、検索結果の表示内容を最適化しています。

参照:2024 年 8 月のコア アップデートについて知っておくべきこと|Google 検索セントラル

そのため、直近で行われているNovember 2024 core updateも、このフィードバックを踏まえて検索結果を見直していると考えられます。

June 2024 spam update

June 2024 spam updateは、2024年6月21日に開始し、6月28日に終了しました(日本時間)。

June 2024 spam updateでは、Webサイトの評判の不正使用(寄生サイト/ドメイン貸し)に対するアップデートは含まれておらず、Googleのスパムポリシーに沿ったアップデートを実施し、ポリシー違反と見なしたWebサイトのインデックス削除や順位低下などを行いました。

March 2024 spam update

March 2024 spam updateは、2024年3月6日に開始し、3月21日に終了しました(日本時間)。

March 2024 spam updateでは、スパムに関するポリシーを更新し、以下の3つを追加しました。

  • 期限切れのドメインの不正使用
  • 大量生成されたコンテンツの不正使用
  • サイト評判の不正使用

特に「大量生成されたコンテンツの不正使用」では、大量生成された低品質なコンテンツが、生成AI・人の手で作られたものであることを問わず、ランキングを操作する目的で不正使用されているものであれば必要に応じて対処するということを明確に伝えることを目的としています。

参照:スパムに関する新しいポリシー|Google 検索セントラル

March 2024 core update

March 2024 core updateは、2024年3月6日に開始し、4月20日に終了しました(日本時間)。

March 2024 core updateでは、複数のコアシステムに変更が含まれていることから、これまでのアップデートよりも複雑になることが述べられていました。

参照:2024 年 3 月のコア アップデート|Google 検索セントラル

また、Google広報担当者は、今回のアップデートを経て、当初よりも大幅な品質向上が実現できたと述べており、検索結果に表示される低品質なコンテンツや、オリジナリティのないコンテンツを45%減少できました。

参照:Google March 2024 Core Update Finished April 19th (A Week Ago)|Search Engine Roundtable

November 2023 reviews update

November 2023 reviews updateは、2023年11月9日に開始し、12月8日に終了しました(日本時間)。

reviews update(レビューズアップデート)とは、レビューシステムのアップデートとも呼ばれており、商品に対する優れたレビューを掲載しているWebサイトをより高く評価するために、アルゴリズムをアップデートすることを指します。

November 2023 reviews updateでは、日本語のコンテンツを対象としていないため、日本語のレビューコンテンツのランキングではこのアップデートによって大きな変動が生じたわけではないものの、今後日本語のコンテンツにも適用される可能性があります。

アップデートの有無にかかわらず、レビューコンテンツを提供する際は、継続して質の高いレビューの掲載を意識することが重要でしょう。

November 2023 core update

November 2023 core updateは、2023年11月3日に開始し、11月29日に終了しました(日本時間)。

November 2023 core updateでは、仕事や医療、保険などのYMYL領域でのコンテンツの検索順位が大きく変動しています。これらのコンテンツはほかのジャンルに比べて特に専門性が高く、信頼のおけるコンテンツの作成が求められており、E-E-A-T(経験、専門性、権威性、信頼性)を重視しています。

なお、ホリデー・ショッピング・シーズンとされる11月以降にはアップデートは実施しないという認識を持つユーザーもいたものの、Googleではシーズン中にアップデートを必ずしも実施しないわけではなく、必要に応じて更新内容を適用させることを述べています。

2024年11月にもコアアップデートが行われたように、今後はどの時期においてもアップデートが行われる可能性があることを念頭に置くとよいでしょう。

参照:ホリデー・ショッピング・シーズン中に更新が実施されることがあるか|Google 検索セントラル

検索順位がいきなり下がったときに考えられる理由

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ここまで、Googleのコアアップデートやスパムアップデート、レビューズアップデートなどをご紹介しました。Webサイトの設定やコンテンツの内容によっては、これらのアップデートにかかわらず、検索順位がいきなり変動することもあるため注意が必要です。Googleでアップデートが行われていないタイミングで検索順位がいきなり下がったときは、以下の項目をご確認ください。

head要素などの設定を誤っている

head要素に含まれるtitleタグやmeta discriptionタグの記述内容を変更したことによって、順位に大きく影響が及ぶ可能性があります。

また、サイト内でのコンテンツの重複を防ぎ、クローラーに対して評価してほしいコンテンツを伝えたり、検索結果に表示させたくないページがあったりする際には、canonicalタグやnoindexタグを使用することがありますが、このようなタグの設定を誤ってしまうことで、意図せぬページが検索結果から除外されてしまう恐れもあるため注意が必要です。

また、思うように順位が上がらないといった理由でURLを変更するケースもありますが、URLを変更してしまうと、クローラーは別のページと認識し、ページへの評価がリセットされることから、順位が大きく下降することがあります。

そのほかのURL変更によって及ぶSEOへの影響は、以下の記事でご紹介しています。

スパム行為によりペナルティを受けている

Googleでは、「Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー」にて、スパムと見なす行為を紹介しています。例えば、隠しテキストや隠しリンクを使用して順位を上げようとしたり、キーワードを乱用したりするなど、検索結果を操作する目的として行われる行為はスパムとなり、自動ペナルティや手動ペナルティなどが科される可能性があるため注意が必要です。

「コンテンツの順位が急に下降した」「コンテンツがインデックスから除外された」といったケースにおいて、上記のページで述べられている行為に覚えがある場合は、スパム行為によるペナルティを受けている可能性があるため、自身で行ったSEO対策を一度見直しましょう。

なお、手動ペナルティを受けている場合は、Google Search Console上に警告メッセージが届きます。

Google Search Consoleの「セキュリティと手動による対策」>「手動による対策」で、「問題は検出されませんでした」と表示されていれば、ペナルティは受けておらず、警告メッセージが表示された場合は、内容に従って改善を行いましょう。


引用:Google Search Console

Webサイトのセキュリティに問題がある

Webサイトがセキュリティ上問題がある場合、ユーザーからのアクセスが減ったり、Googleから安全なWebサイトであると信頼してもらえなかったりすることから、検索順位が大きく低下する恐れがあります。

例えば、Webサイトがウイルスに感染していたり、WebサイトがSSL未対応だったりする場合、Googleでは該当のWebサイトにアクセスしたユーザーが危険にさらされないよう、警告メッセージを表示します。このような警告メッセージが表示されている期間は検索結果にWebサイトが表示されなくなるため、順位が突然下降することもあるでしょう。

重複コンテンツが評価されている

サイト内に似た内容のコンテンツ(重複コンテンツ)が存在する場合、1つの検索キーワードに対して複数のコンテンツが表示される可能性がある状況になってしまい、意図していないコンテンツが表示されたり、評価が分散したりしてしまう恐れがあります。

急に検索順位が下降した場合、類似の別コンテンツが代わりに順位を上げている可能性があるため、ほかのコンテンツの順位とも照らし合わせてみるとよいでしょう。

なお、このような重複コンテンツによる順位変動や評価の分散を防げるよう、日頃から重複を避けながらコンテンツを作ることが大切です。

検索順位が徐々に下がったときに考えられる理由

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ここまで、コンテンツの検索順位がいきなり下降したときに考えられる理由をご紹介しました。検索順位が下がる際は、急に下がるだけでなく、徐々に下がるケースも見られ、上記であげた内容とは異なる原因が影響していることも考えられます。

ここからは、検索順位が徐々に下降したときに考えられる理由をご紹介します。

コンテンツに古い情報しか載っていない

コンテンツの公開当初は検索順位がよかったとしても、ページ内で触れている内容が古い情報である場合、ユーザーに有益な情報を届けられないため、Googleからの評価や検索順位も徐々に下がる可能性があります。

Googleでは、検索順位を決めるランキングシステムに「フレッシュネス システム」を採用しており、キーワードに対して鮮度の高いコンテンツが期待される場合、より豊富に最新情報を提供しているコンテンツを上位に表示します。特に、常に最新情報が提供されるジャンルのコンテンツを作成する際は、このような情報の鮮度も意識しながらコンテンツの見直しやリライトをこまめに行うことが大切です。

参照:フレッシュネス システム|Google 検索セントラル

コンテンツ内で評価する箇所が変化している

Googleのコアアップデートや、日々の細かなアップデートによって、コンテンツの評価されるポイントが変化し、徐々に検索順位が下がっていくことがあります。

上記でもご紹介したように、コンテンツがしばらく更新されておらず、最新情報が載っていなかったり、現在の検索結果とかけ離れた内容であったりする場合は上位化が難しいため、こまめに自社のコンテンツを見直して新しく情報を追加することや、競合のコンテンツを見ながら不足しているコンテンツを追加することで、順位の低下を防げるでしょう。

ユーザーの検索意図が変化している

ユーザーの検索意図が変化することによって、求められるコンテンツの内容も変化します。自社のコンテンツが、このような検索意図の変化に対応できていない場合、ユーザーにとって有益な情報を届けられていないコンテンツとして、徐々に順位が下がります。

上記でもご紹介したように、ユーザーの検索意図の変化に対応するためには、現在上位化されている競合コンテンツの内容を確認したり、最新情報を踏まえた内容にリライトしたりするのがおすすめです。

なお、サジェストを活用し、ユーザーがキーワードに関連して何を知りたいのかを探るのもよいでしょう。

競合のコンテンツのほうが優れている

競合が公開したコンテンツが増えたり、自社のコンテンツより優れていたりする場合、Googleは競合のコンテンツを高く評価しやすくなるため、自社のコンテンツの検索順位が下がります。

このような競合のコンテンツの増加や競合コンテンツの評価に対応するためには、こまめに競合コンテンツの内容を確認し、自社で競合と差別化できる内容を盛り込むことが大切です。

特に、Googleではコンテンツを評価する際にE-E-A-Tを重視しています。そのコンテンツのテーマに精通する専門家が自社にいる場合は、積極的に専門性の高い内容をコンテンツに含めることで、Googleから高い評価を得られるでしょう。

参照:E-E-A-T と品質評価ガイドラインについて|Google 検索セントラル

なお、バンソウではE-E-A-Tを満たすコンテンツを提供する際に役立つ「E-E-A-Tチェックリスト」を無料で公開しています。コンテンツやWebサイトの専門性や信頼性を高める際に活用できる46の項目をご紹介しているので、ぜひダウンロードしてください。

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新規コンテンツの順位が変動する理由

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ここまで、いきなり検索順位が下降したときや、徐々に検索順位が下がったときに考えられる理由をご紹介しました。ここでは、すでに投稿してから時間のたっている既存コンテンツではなく、新規で投稿して間もないコンテンツの順位が急に上位表示されたり、変動したりする理由をご紹介します。

公開直後は評価の判断ができない

新規コンテンツの公開直後にはコンテンツを評価するための指標がGoogle側で少なく、順位が不安定になりますが、時間の経過とともに正しい順位となるよう調整することをGoogleが言及しています。

引用:English Google Webmaster Central office-hours hangout(Google Search Central)|YouTube

そのため、新規でコンテンツを公開した際は、順位が下がったからといってすぐにリライトするのではなく、しばらく様子を見るとよいでしょう。

Webサイトの品質が公開当初の順位に影響することがある

上記のように、新規で投稿されたコンテンツは時間をかけてGoogleが評価するため順位変動が大きくなる可能性があります。

しかし、投稿元のWebサイトがスパム行為などをしており、あらかじめGoogle側で品質の低いWebサイトだとわかっている場合、新たなコンテンツが追加された際は初めに慎重に順位を検討するようになるため、低い順位がつくケースもある点に注意が必要です。

引用:English Google Webmaster Central office-hours hangout(Google Search Central)|YouTube

検索順位が下がったときの対処法

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ここまで、検索順位が下がったり、新規コンテンツの順位が変動したりする理由などをご紹介しました。実際に、自社のコンテンツの順位が下がった際はすぐに対処したほうがよいのか、しばらく様子を見たほうがよいのか迷う方も多いのではないでしょうか。ここからは、検索順位が下がった際にどのように対処したらよいか、手順をご紹介します。

1.数日間様子を見る

Googleでは日々細かなアップデートを行っているため、一時的に順位変動が生じている可能性も考えられます。順位が下がった際は、すぐに対処しようとするのではなく、1週間~10日ほど様子を見て、再び元の順位に戻るかどうかを確認することをおすすめします。

特に、1~5位程度の順位変動は日常的に生じるため、すぐにリライトなどを行うことで、もともと評価された箇所を修正してしまい、かえって評価が下がる恐れもあります。

大きく順位が低下した場合や、インデックスから除外された場合を除き、わずかに順位が下がった際は慌てず数日間様子を見るとよいでしょう。

2.下落原因がコンテンツか検索エンジンにあるかを判断する

数日間様子を見ても順位が元に戻らず低下し続けている場合は、コンテンツの質が低下してGoogleからの評価が下がっている可能性と、Googleのアルゴリズムの変更によって各コンテンツの再評価が行われており、一時的に検索順位が変動している可能性が考えられます。

Googleのアルゴリズム変更によって順位が変動している場合は、ほかの競合ページも同様に順位変動が起きている可能性が高いため、競合ページの順位の推移もあわせて確かめるとよいでしょう。自社と同様に順位変動が生じている場合は、アルゴリズム変更の影響によるものと判断し、むやみにコンテンツに変更を加えず引き続き順位が落ち着くまで様子を見ることをおすすめします。

一方で、競合ページに変化がないにもかかわらず、自社のページだけ順位が下がっている場合は、コンテンツの内容やWebサイトの設定に問題があると考えられるため、早急な対処が必要です。

3.下落原因に合わせて対処する

アルゴリズム変更による影響が落ち着いても順位が下がり続ける場合や、自社のコンテンツやサイトに問題があると疑われる場合は、コンテンツの内容や、自身で現在行っているSEO施策を見直しましょう。

「検索順位がいきなり下がったときに考えられる理由」や「検索順位が徐々に下がったときに考えられる理由」を参考に原因を探り、原因別に適した対処を行うことで、順位の低下を防げます。

順位変動を確認するコツ

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ここまで、検索順位が下がった際の対処法をご紹介しました。日々の順位変動を追う際には、1つのキーワードに絞って順位を確かめたり、SEOに役立つツールを活用したりすることで、的確かつ効率的に分析ができるでしょう。最後に、順位変動を確認するコツをご紹介します。

1つのURLに対して1つのキーワードに絞って順位を追う

1つのURLに対して、複数のキーワードの順位を追うことでさまざまな視点から分析が行えますが、1つのURLに対して1つのキーワードに絞って順位を追うことで、順位変動を正確に確認しやすくなるだけでなく、そのキーワードで上位化させるにはコンテンツに何が足りないのか、なども競合ページを参考に分析しやすくなるでしょう。

順位変動幅を確認する

順位変動幅とは、特定のキーワードが前日比でどのくらい順位が変動したかの幅を示す指標です。順位変動幅を確認することで、「これまでに比べて大幅に順位が下がっているから注視する必要がある」「順位が下がったけれど、変動幅は大きくないため様子を見る」などの判断がしやすくなるだけでなく、自社のコンテンツの順位変動に対して適切に対処できるでしょう。

SEOツールを活用する

順位変動は、SEOツールを活用することで管理や分析がしやすくなります。利用者も多く特におすすめのツールは、「Google Search Console」「GRC」「Ahrefs」の3つです。

Google Search Consoleでは、Googleにおいて自社のコンテンツで獲得している流入キーワードごとに順位の変動を追跡でき、GRCではGoogle・Yahoo!・Bingにおける特定のキーワードの順位変動や、競合サイトの順位変動が可能なため、SEO施策の実施に役立ちます。

また、Ahrefsは順位変動だけでなく、被リンク・内部リンクの分析、トラフィック数の推移などSEOの分析に必要となる指標を総合的に網羅したツールです。競合ページのURLを入力することで競合ページの分析も可能なため、競合調査にも役立つでしょう。

そのほかのおすすめのSEOツールについては、以下の記事をご覧ください。

まとめ

この記事では、SEOの順位変動に影響するGoogleのアップデート履歴や、順位が下がったときに考えられる理由と対処法などをご紹介しました。

Googleでは、コアアップデートやスパムアップデートなどの大型のアップデート以外にも、日々アルゴリズムを見直し細かなアップデートを行っています。

そのため、順位の低下が見られた際も、すぐにリライトなどの対処をするのではなく、まずは数日様子を見て順位が落ち着くまで待ったうえで、自社のコンテンツやサイトに問題があるのか、Googleのアップデートの影響なのかを確かめるとよいでしょう。

バンソウでは、お客様のコンテンツ制作の支援だけでなく、お客様のWebサイトや競合サイトの順位変動を追いながら適切なサポートを行います。現在のWebサイトの状態から最適なご提案をするため、コンテンツの順位低下を最小限に抑えられるでしょう。

「最近コンテンツの順位が上がらず悩んでいる」「急に順位が下がったがどうしたらいいかわからない」といった方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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