SEOの基本用語|最低限押さえておきたい・最新トレンドワードも紹介
公開日:2026年04月08日
SEO初心者の方の中には「SEOに取り組みたいけれど、専門用語が多く難しい」と感じる方も多いでしょう。
SEOでは確かに専門用語が多いですが、最低限押さえておきたい基本用語や、トレンドの用語を知っておくことで、スムーズに施策を行えるでしょう。
この記事では、これだけは押さえていきたい基本のSEO用語や、戦略策定時や分析時に役立つSEO用語、最新・トレンドのSEO用語をご紹介します。
執筆者
マーケティングサポート「バンソウ」のメディア管理人
株式会社クリエイティブバンクのマーケティングサポート「バンソウ」のメディア管理人。得意分野は、SEO全般・サイト分析・オウンドメディア・コンテンツマーケティング。バンソウはクライアント様のBtoBマーケティングをサポートするサービスです。詳しい内容はこちらをご覧ください。
これだけは押さえておきたい基本のSEO用語
SEOに関連する用語はさまざまなものがありますが、日常的に利用する用語や普段は使わない用語などもあります。SEOを学ぶうえでは、まずは頻出の基本用語から押さえていくとよいでしょう。以下では、これだけは押さえていきたい基本のSEO用語をご紹介します。
SEO
SEO(Search Engine Optimization、検索エンジン最適化)は、WebサイトをGoogle・Yahoo!などの検索結果で上位に表示させるための取り組みを指します。
SEOにはさまざまな施策があり、Webサイトの内部構造やサイトの見やすさなどを改善し、サイトそのものの評価を高めるものや、外部サイトからリンクをもらうことで評価を高めるものなどがあります。Webサイトを運用し、Web上で集客する際は、SEOに力を入れることが重要です。
MEO
MEO(Map Engine Optimization、マップエンジン最適化)は、Googleマップ上での上位表示を狙う取り組みです。
例えば、「新宿 カフェ」などを検索した際、Googleマップには、新宿周辺のさまざまなカフェの情報を表示しますが、MEOを行うことで、自店舗の情報が上位表示され、多くのユーザーの興味を引き出せるようになります。
オーガニック検索
オーガニック検索は自然検索と呼ばれる場合もあり、広告などを経由せず、検索結果に表示された自社の情報をクリックしてWebサイトに訪れることを指します。
SEOを強化すると、オーガニック検索からの収入数拡大が狙えるため、より多くのユーザーを自社サイトに促せるようになります。
SERP
SERP(Search Engine Results Page)は検索エンジンを利用してキーワードを検索したときに表示される検索結果画面です。SEOでは、このSERPで1ページ目(1~10位以内)に自社サイトが表示されることを目指します。
検索結果は日々更新されており、順位を決めるためのルール(アルゴリズム)も定期的に変更されるため、一度上位表示されてからは何も手をつけないのではなく、こまめなページ情報の修正が欠かせません。
検索順位
上記のとおり、検索結果(SERP)には順番にサイト情報が掲載されており、これの表示順を検索順位と呼びます。
検索順位が高いほど検索結果に表示された自社のページを多くのユーザーに見てもらいやすくなり、問い合わせや購入などの確率も高まりやすくなります。
クローラー
検索エンジンが検索結果に表示されるコンテンツを決める際には、クローラーと呼ばれるロボットを活用します。
クローラーはインターネット上でのあらゆるサイトを調査し、「このサイトにはどのようなページがあるのか」「このページは何について書かれているか」を認識します。クローラーが誤った情報を認識すると、せっかく作成したページが評価されず、上位表示されない可能性があるため、ページ内に掲載する情報はわかりやすくまとめることが大切です。
インデックス
インデックスは、クローラーが巡回して集めた各サイトの情報をデータベース上に登録することを指します。インデックスに登録されて初めてページ情報が検索結果に表示されるようになるため、インデックス登録されていないページにSEOを行っても効果はありません。
インデックスは一度登録されたら常に登録され続けるというわけではなく、低品質と見なされたページは急にインデックスから除外されることもあるため、注意が必要です。
インデックス登録について詳しくは、以下の記事をご覧ください。
アルゴリズム
アルゴリズムは、検索エンジンが検索結果の順位を決める際の指標です。Googleでは、基本的に検索されたキーワードとの関連性や有益性が高いページを上位に表示していますが、そのほかにも細かがルールが設けられています。
アルゴリズムは日々更新されており、特に大規模なアップデート(コアアルゴリズムアップデート)についてはGoogleから告知されます。コアアルゴリズムアップデートの後は大幅に検索順位が変動することもあるので、アップデート前後は特に自社サイトの動向を注視する必要があります。
戦略策定・分析時に役立つ基本のSEO用語
上記では、これだけは押さえていきたいSEO用語をご紹介しました。SEOに取り組む際は、施策の実行だけでなく、戦略策定や分析も行う必要がありますが、このようなときに押さえておくとスムーズに進められるSEO用語も複数あげられます。以下では、戦略策定・分析時に役立つ基本のSEO用語をご紹介します。
検索ボリューム
検索ボリュームは月間検索回数と呼ばれることもあり、あるキーワードが1カ月でどのくらいの回数で検索されているのかを示す指標です。
検索ボリュームが大きい=検索回数が多いキーワードはより多くのユーザーからの流入が見込める一方で競合性も高く、競合サイトに埋もれやすい点に注意が必要です。上位表示を狙うキーワードを狙う際は、できるだけ検索ボリュームが多く、かつ競合性が低いキーワードを見極めることで、上位表示とユーザーの流入が期待できます。
検索ボリュームについては、以下の記事をご覧ください。
ビッグキーワード・ロングテールキーワード
ビッグキーワードは、検索ボリュームが1万以上と、キーワードの中でも特に月間の検索回数が多いキーワードを指します。反対に、ロングテールキーワードは月間検索回数が1,000未満で、3語以上の長いキーワードを指します。
SEOに取り組むうえで最も効果的なのはビッグキーワードでの上位表示ですが、サイトを作りたての状態や、運用歴が浅い場合、検索エンジンからのサイトの評価が低いため、より長く運用し、評価を積み上げている競合サイトに埋もれてしまいます。
まずはロングテールキーワードを狙ったコンテンツから作成して着実に上位表示を狙い、最終的にビッグキーワードで上位表示を狙う方法がおすすめです。
ビッグキーワードについては、以下の記事をご覧ください。
サジェスト
サジェストは、検索ボックスにキーワードを入力した際に表示される予測変換を指します。例えば、「浅草」と入力すると「浅草 ランチ」「浅草 食べ歩き」といったキーワードがサジェストに表示されます。なお、サジェストはユーザーごとに表示内容が異なり、 居住地や過去の検索履歴、社会のトレンドなどによって変化します。
サジェストには、ほかのユーザーがよく検索している関連キーワードを表示しているため、ユーザーの検索意図を読み取るうえで役に立ちます。
サジェストについて詳しくは、以下の記事をご覧ください。
トラフィック
トラフィックは、Webサイトへのアクセス数を表し、「訪問者数」「アクセス数」「セッション数」とも呼ばれます。
トラフィックが多いほど多くのユーザーがサイトに興味を持ちアクセスしているということになるため、ユーザーにとって有益な情報を掲載している・ユーザーにとって価値のあるサイトとして検索エンジンからの評価を高められる可能性があります。
トラフィック数は、Googleが提供するアクセス解析ツールであるGoogle Analytics(GA4)を利用することで確認できます。
トラフィックについて詳しくは、以下の記事をご覧ください。
インプレッション
SEOにおけるインプレッション数は、自社サイトが検索結果に表示された回数を指します。
インプレッション数はクリックされずとも、画面に表示された時点で1回とカウントされるため、自社の認知度の高さや露出の多さを分析するうえで用いられ、ほかにもインプレッション数に対してどのくらいクリックされたのか、CTR(クリック数)を測るうえで役立ちます。CTRについては、次にご紹介します。
CTR(クリック率)
CTRは、自社のサイトのインプレッション数に対して、どれだけの割合でクリックされたかを示す指標で、クリック率とも呼ばれます。
検索結果の上位に表示されているのにトラフィック数が伸びない場合は、CTRも低くなります。ユーザーの興味を引くタイトルや詳細文を作成することで、CTRは大きく改善できます。
CTRについて詳しくは、以下の記事をご覧ください。
CV(コンバージョン)
CVは、Webサイト経由での問い合わせや商品購入、資料ダウンロードといったユーザーの具体的なアクションのことを指します。SEOを行う場合は、このような具体的なアクションをCVとして最終目標にすることが多いです。
自社サイトが上位表示されており、トラフィック数もある程度あるのにCVにつながらない場合は、コンテンツからCVにつなげる導線に問題がある場合が多いため、ボタンの位置やレイアウト、コンテンツの構成を工夫するとよいでしょう。
CVについて詳しくは、以下の記事をご覧ください。
リダイレクト
リダイレクトは、あるページのURLにアクセスした際に、別のページに自動的に遷移する仕組みを指します。リンクとして設定したURLに変更があったり、リンク先のページが削除・非公開されてしまった際に、エラーが表示されないようにする仕組みとしてよく利用されます。
リダイレクトには301リダイレクト、302リダイレクトの2種類があり、301リダイレクトは旧ページから新ページへの遷移を恒久的に行いますが、302リダイレクトの場合は一時的な遷移となります。
301リダイレクト・302リダイレクトについて詳しくは、以下の記事をご覧ください。
被リンク
被リンクは、外部サイトから自社サイトに向けて張られたリンクを指します。検索エンジンから高い評価を受けていたり、権威性が高かったりするなど、信頼性のあるサイトからの被リンクを多く獲得することで、自社サイトの評価も上がりやすくなります。
被リンクは自社でコントロールできないため、多くのサイトからリンクを張ってもらえるよう、自社独自の調査結果や専門家監修の記事など、オリジナル性のある情報を含んだコンテンツを作るとよいでしょう。
最新・トレンドのSEO用語
ここまで、戦略策定時や分析時に役立つSEO用語をご紹介しました。上記でご紹介した用語以外にも現在はAIなどを用いた最新技術が次々と展開されており、それらに関連する用語も増えています。以下では、最新・トレンドのSEO用語をご紹介します。
SGE
SGE(Search Generative Experience)は、検索エンジンで検索したキーワードに対する検索結果の内容を、AIが要約して画面上部に表示する機能を指し、Googleでは「AIによる概要(AI Overview)」が用いられています。
2026年時点で、GoogleではAI要約以外にも「AIモード」が実装されています。AIモードは検索結果に対して、AIとチャット形式で質問・回答のやり取りが行える機能で、検索結果に対する追加質問や深掘りに役立ちます。
ゼロクリック問題
ゼロクリック問題は、上記のようなSGEやAIモードのみでユーザーの疑問が解決してしまい、せっかく検索してもページ下部に表示されるWebサイトをクリックしなくなってしまう現象を指します。
実際に、検索エンジン経由でのサイトへのアクセス数は減少傾向にあり、今後はいかにAIの回答で自社サイトの情報を引用してもらえるかが重要となっています。
ゼロクリック問題や、AI要約によるサイトへのアクセス数の減少については、以下の記事をご確認ください。
AIO・LLMO
AIO(AI Optimization、AI最適化)は、AI OverviewなどのAI要約や、ChatGPTなどのAIサービスのWeb検索機能で、AIから自社サイトの情報を引用してもらえるように働きかける取り組みを指し、LLMO(Large Language Model Optimization、大規模言語モデル最適化)とも呼ばれます。
上記のとおり、昨今ではゼロクリック問題を課題とする企業も増えているため、従来のSEOだけでなく、あわせてAIO・LLMOにも取り組むことでサイトへのクリック数やアクセス数を増加させることが重要です。
AIO・LLMOについては、以下の記事をご覧ください。
エンティティSEO
エンティティSEOは、検索エンジンに対して、「誰が何を伝えているのか」を明確に示す取り組みです。エンティティとは「実体」「存在」といった意味を持ち、エンティティSEOでは、検索エンジンが検索されたキーワードをただの文字の羅列ではなく、キーワードが持つ意味を理解したうえで正しい検索結果を表示できることを目的としています。
エンティティSEOを行うことで、クローラーが自社のコンテンツをより深く理解できるようになり、コンテンツの専門性・信頼性の向上や検索順位の上昇が期待できます。
Google Discover最適化
Google Discover最適化とは、Googleを開いた際に画面下部に表示されるGoogle Discoverのトピックに、自社のコンテンツを表示させるための取り組みです。
Google Discoverには、最新ニュースやトレンドが表示されることが多く、ユーザーのWeb上での行動に合わせて表示されるため、ユーザーごとに表示内容が変化します。
自社のコンテンツがGoogle Discoverに表示されることで、サイトへのアクセス数が増えたり、認知度の向上などが期待できたりするため、SEOやAIOとあわせて、Google Discoverへの表示を狙うのもおすすめです。
まとめ
この記事では、これだけは押さえていきたい基本のSEO用語や、戦略策定時や分析時に役立つSEO用語、最新・トレンドのSEO用語をご紹介しました。
記事内でご紹介した用語はあくまで基本的な一部の用語なため、実際にSEO施策に取り組む中で、さらに多くの用語が登場する可能性があります。
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