SEOでは戦略が重要?理由や実施ステップ、成功のコツを紹介

公開日:2026年05月01日

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「SEO対策に取り組みたいけれど、何から考えたらよいかわからない」
「とりあえず施策を続けているけれど、うまくいかない」
という悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

SEOは、競合の状況を分析しながら中長期的に施策の改善を繰り返したり、最新技術を取り入れたりしながら改善を重ねる必要のある施策であるため、あらかじめ綿密に戦略を練っておくことが重要です。

この記事では、SEO戦略が重要な理由や戦略実行までのステップ、成功させるためのコツ、実施時の注意点をご紹介します。

執筆者

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マーケティングサポート「バンソウ」のメディア管理人

株式会社クリエイティブバンクのマーケティングサポート「バンソウ」のメディア管理人。得意分野は、SEO全般・サイト分析・オウンドメディア・コンテンツマーケティング。バンソウはクライアント様のBtoBマーケティングをサポートするサービスです。詳しい内容はこちらをご覧ください。

SEO戦略とは

SEO戦略とは、SEO対策におけるコンテンツ制作や内部リンク設定などの内部施策や被リンク対策といった外部施策を行った際に、適切に効果を発揮するための戦略を指します。

SEO対策と一口に言ってもさまざまな施策があり、サイトにもたらす効果や作業工数は大きく異なります。また、SEOは常に最新情報やトレンドが変化しており、少し前まで最適とされていた手法もすぐに効果を失うことも少なくありません。このとき、戦略を立てずにやみくもに施策に取り組んでしまっていては、中長期的な実施効果は得づらいでしょう。

検索順位を高く維持しつつ、自社サイトの流入数やCV数を着実に増やすためには、事前に明確に戦略を立てておくことが重要です。

SEO対策で戦略が重要な理由

上記のとおり、SEOでは戦略を立てたうえで施策に取り組むことが重要とされていますが、なぜ重要視されているのでしょうか。SEO対策で戦略が重要な具体的な理由は、以下のものがあげられます。

無駄なコストや作業工数を削減できるから

SEO戦略を立てておくと、施策の優先順位を明確化し取捨選択できるようになるため、着実に効果を生みやすい施策にリソースを割けられます。一方で、戦略を立てずやみくもに施策に取り組んでしまうと、ユーザーの求めるコンテンツを作成できなかったり、思うようにアクセス数を伸ばせなかったりする恐れがあります。

できるだけ短い期間で検索順位の上昇やアクセス数の増加、コンバージョンを狙うためには、あらかじめ自社のターゲットがどのような属性か、どの施策を優先して行うべきか、どのように進めるべきかを仮説・戦略として立てておくことで、費用対効果を最大化できます。

中長期的に取り組む必要があるから

SEO対策はWeb広告のように即効性があるわけではなく、Web上にコンテンツを公開してから効果が出始めるのにある程度の期間が必要です。

実際にコンテンツが検索順位に表示されるまでには、以下のような3つのステップを踏んでいます。

  1. 1.クロール
  2. 2.インデックス
  3. 3.ランキング

検索エンジンのロボットであるクローラーがコンテンツを巡回(クロール)し、読み取った情報をデータベースに登録(インデックス)、登録された情報をもとに検索順位を決定(ランキング)するといった工程を経て検索順位は決まるため、どんなに質の高いコンテンツを作ったとしても、すぐには上位表示されないことが一般的です。

このように、SEOは中長期的な施策であることから、短期目線で施策を実行するのではなく、将来的なサイトの運用体制やコンバージョン、売上を踏まえた戦略策定が重要となります。

成功難易度が高いから

SEOは成功難易度が高く、キーワードによっても競合も多いため、思うように成果を感じられないケースも少なくありません。例えば、検索ボリュームが特に多いビッグキーワードを狙う場合、すでに上位はは有名企業や大手企業など、サイトそのものが高い評価を受けているサイトが占めているため、良質なコンテンツを投稿しても、なかなか順位が上がらない可能性があります。

そのため、少しでも競争率の少ないキーワードを狙って上位化や流入数の増加、AIによる引用を狙って成功確率を上げるためにも、戦略を練っておくことが重要です。

競合優位性を確立しやすいから

SEO戦略を策定することで、競合の状況をもとに自社のSEO施策の方向性を定められるようになります。「競合がどのようなコンテンツで上位表示しているのか」「競合が狙っていないキーワードは何か」「自社で狙い目のキーワードはあるか」などを細かく分析できるため、競合に埋もれず自社のコンテンツを上位表示しやすくなります。

また、このように競合の状況をふまえたうえでコンテンツを制作することで、コンテンツ内に独自性や専門性を含みやすくなり、競合優位性を確立できます。

SEO戦略を実行するまでの流れ

上記では、SEO対策で戦略策定が重要な理由をご紹介しました。このように、SEOを行ううえで戦略を練ることが重要ではあるものの、実際にどのような流れで戦略を策定し、実行まで進めればよいのかわからないという方も多いでしょう。以下では、SEO戦略を実行するまでの流れをご紹介します。

1.SEOで達成したい目標・ゴールを設定する

初めに、SEO対策を経て達成したい目標やゴールを設定します。例えば、以下のようなものがあげられます。

  • 売上を〇〇%上げる
  • 流入数を1カ月で〇〇増やす
  • コンバージョン数を3カ月で〇〇まで伸ばす

目標を設定するときは、上記のようにどのくらい伸ばすか、何%伸ばすかといったように、具体的な数値目標を立てることをおすすめします。また、達成不可能な目標ではなく、現実的に達成が見込める数値を設定することが重要です。

このように数値での目標を設定しておくことで、施策の実行中も現状の達成率はどのくらいかを把握しやすくなり、都度施策の見直しや改善が行えます。

自社商品・サービスの強みや価値を整理する

次に、自社商品・サービスにどのような価値があるのかを整理します。独自性・専門性の高い良質なコンテンツを作成するためには、自社商品・サービスについて深く理解する必要があります。自社だからこそ提供できる価値を洗い出し、どのように強みをアピールできるかを整理しましょう。

競合や市場もふまえて自社商品・サービスの分析を行う際は、5C分析がおすすめです。5C分析は、「Company(自社)」「Competitor(競合他社)」「Customer(顧客)」「Collaborator(中間顧客、協力者)」「Community(地域)」の5つの観点から、自社独自の強みやアプローチ方法を分析できます。5C分析について詳しくは、以下の記事をご覧ください。

ペルソナ・カスタマージャーニーを考える

自社の商品・サービスへの理解が深まったら、ペルソナやカスタマージャーニーを作成し、ターゲット像を明確にします。

ペルソナとは、年齢や性別といった大まかなターゲット像ではなく、年収や家族構成、趣味など細部まで具体化したターゲット像を指し、ペルソナを作ることによって、ターゲットへの解像度を高められます。カスタマージャーニーは、ターゲットとなるユーザーがどのようなステップで自社の商品・サービスと出会い、コンバージョンまで進むのかの道筋を示したものです。

ペルソナやカスタマージャーニーを明確にしておくことで、実際のターゲット像やコンバージョンまでの道筋のギャップを減らせ、適切なタイミングでのアプローチができるようになります。

ペルソナやカスタマージャーニーについて詳しくは、以下の記事をご覧ください。

当社では、すぐに使えるペルソナテンプレートもご用意しています。どなたでも無料でご利用いただけるので、ぜひあわせてご確認ください!

競合性の低いキーワードを選定する

ターゲット像が明確になったら、キーワード選定を行います。キーワード選定では、競合性が低く、比較的上位化が見込めるキーワードを見極めることが重要です。

例えば、「SEO対策」のように単体のキーワードは、検索ボリュームの多いビッグキーワードに含まれ、大手サイトが上位を占めています。一方で、「SEO対策 格安 新宿区」「SEO対策 歯医者 東京」のように、複数語で形成されていたり、検索ボリュームの小さいロングテールキーワードは、大手サイトが狙っていない可能性も高く、サイトの立ち上げ初期やSEO対策の日が浅くても、上位表示が見込めます。

このように、ロングテールキーワードである程度の上位表示や流入を獲得し、サイト評価を上げたうでビッグキーワードでの上位化を狙うことが大切です。

E-E-A-Tを意識したコンテンツを作成する

キーワードが決まったら、コンテンツ作成に取り掛かります。コンテンツの作成時は、Googleがコンテンツに求める指標であるE-E-A-Tを意識しましょう。

E-E-A-Tは「経験(Experience)」「専門性(Expertise)」「権威性(Authoritativeness)」「信頼性(Trustworthiness)」の頭文字を取ったもで、これらの要素を含んだ自社ならではのコンテンツを作成することで、検索エンジンからも有益なコンテンツとして高い評価を受けやすくなります。

E-E-A-Tや良質なコンテンツについて、以下の記事をご覧ください。

サイト内部の修正項目をピックアップする

コンテンツ作成と並行して行いたいのが、内部対策です。SEOの内部対策には、以下のような項目が挙げられ、ユーザーにとって回遊しやすく、情報をスムーズに入手できるサイトづくりを心がけることで、検索エンジンからの評価が高まります。

  •  
  • 内部リンクの最適化
  • モバイルフレンドリー対応
  • パンくずリストの設置(サイト階層の明示)
  • altタグ(画像の説明タグ)の設置
  • robots.txtの設置(クロールするコンテンツの制御)
  • noindex、canonicalタグの設置(重複コンテンツの整理)
  • 構造化マークアップの設定(ページ情報の明示)

SEO内部対策について詳しくは、以下の記事をご覧ください。

被リンク獲得に向けた施策を策定する

SEOでは、サイト内部を改善する内部対策以外にも、外部サイトからリンクを獲得することによってサイト評価を高める外部対策も手法としてあげられます。

多くの有益なサイトから自社サイトに言及してもらい、リンクを獲得することで、検索エンジンが有益な情報を発信しているサイトとして認識しやすくなり、ドメインランク(DR、サイトのドメインが持つ力を0~100までの数値で表したもの)を高められます。ドメインランクが高いサイトはビッグキーワードでも検索上位に表示されやすくなるため、内部対策とあわせて外部対策も行いましょう。

ただし、やみくもにさまざまなサイトへリンク掲載を依頼することはおすすめしません。サイト評価を高めることを目的に作られた、情報量の少ない低品質なページからリンクを受け取ることで、サイトがペナルティを受けたり、サイト評価がかえって下がったりする恐れがあるため、被リンクのリンク元のサイトも定期的に見直すことが大切です。

スケジュールを設定する

SEO施策は短期間で効果が出る取り組みではないため、中長期でのスケジュールを立てておくことが重要です。スケジュールを設定する際は、1カ月、3カ月など細かく区切り、各時点での目標も設定することで、いつまでにどのくらいの成果を出せばよいのか、それまでにどのように動けばよいのかをイメージしやすくなります。

また、スケジュールは立てて終わりにするのではなく、スケジュールに沿って施策を実行し、結果を見ながら柔軟にスケジュールや施策内容を見直しましょう。このようにこまめに戦略を調整することで、費用対効果を最大化するSEO対策を実現できます。

SEO戦略を成功させるコツ

ここまで、SEO戦略を実行するまでのステップをご紹介しました。実際にSEO戦略を立てる際は、いくつかのコツを押さえておくことで、SEO対策での成果を実感しやすくなります。SEO戦略を成功させるコツは、以下のとおりです。

常に最新情報を追い続ける

SEOは常に最新技術が取り入れられており、検索結果の順位を決めるアルゴリズムも常にアップデートされています。

アルゴリズムアップデートによって、これまで上位表示されていたコンテンツが急に下位に下がったり、インデックスから除外されてしまったりする可能性もあるため、常に最新情報を追い続けることが重要になります。

競合分析を欠かさない

自社コンテンツを改善する際や、施策の方向性を決めるときは、競合サイトの分析を欠かさずに行いましょう。競合が取り組んでいることを把握しないまま施策やコンテンツの内容を決めてしまうと、検索意図に合わない施策を実施してしまい、思うようにサイトが評価されない可能性があります。

SEO戦略を練る際は、まずは競合が取り組んでいることを必須項目として取り上げ、それらをふまえて自社ならではの強みをアピールするのに適した施策や、自社独自の情報を盛り込めるコンテンツを提供しましょう。

戦略の改善を続ける

SEO戦略は一度策定して終わるのではなく、常に効果検証をしながら改善を重ねることが大切です。特に、SEOでは最新情報を扱っているコンテンツや、更新を継続して行っているサイトが高く評価されるため、こまめに施策の成果を検証し、新たな仮説立てと戦略の策定、改善策をふまえた施策の再実行を繰り返す必要があります。

そのため、定期的にサイト状況を確認し、現在の施策に効果があるのか、コンテンツが古くなっていないかなどを見直しながら改善を継続しましょう。

SEO戦略を策定する際の注意点

ここまで、SEO戦略を成功させるためのコツをご紹介しましたが、あわせて注意点も押さえておきましょう。SEO戦略を策定する際の注意点は、以下のとおりです。

すぐに効果が出るとは限らない

SEO戦略を経て施策を実行したとしても、すぐに効果が表れるわけではありません。また、キーワードの競合性やサイトの運営歴によっては、コンテンツの質がよかったとしても、必ずしも上位表示されるわけでもない点に注意が必要です。

そのため、一つの施策に注力しすぎるのではなく、複数の施策に並行して取り組むのがおすすめです。それぞれただやって終わりにするのではなく、こまめに効果検証・改善を行い、最終的に効果的な施策に絞るのがおすすめです。

専任担当者がいない場合は外部委託もおすすめ

上記のとおり、SEO対策ではさまざまな施策に取り組みながら効果検証と改善を進めていくことが推奨されますが、実行するには専門的な知識やスキルが求められるだけでなく、大きくリソースを消費する可能性があるため、できるだけ社内に専任担当者を配置することをおすすめします。

このとき、専任担当者を立てるリソースがないという場合は、外部のSEO業者へSEO業務を委託するのもよいでしょう。

株式会社クリエイティブバンクのWeb集客サービス「バンソウ」では、将来的な内製化も見据えたSEO戦略を伴走支援します。SEOをより強化したいという方は、ぜひお気軽にご相談ください。

戦略立案から実施、改善まで一気通貫サポート!

まとめ

この記事では、SEO戦略が重要な理由や戦略実行までのステップ、成功させるためのコツ、実施時の注意点をご紹介しました。

SEOは中長期的に取り組む必要がある施策であるだけでなく、上位表示や流入拡大の難易度が高い施策でもあるため、事前に慎重に戦略を練ったうえで施策に臨むのがおすすめです。

また、施策の実施時には中長期的にリソースが必要となり、専門的な知識やスキルも求められることから、社内では専任担当者を立てることが推奨されます。社内リソースに余裕がない場合は、SEO業者へのアウトソーシングもぜひご検討ください。

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