SEO対策の外注先の選び方(メリット・費用相場・注意点)を徹底解説

SEO対策業者に外注すると何をしてもらえる？

一般的にSEO対策業者は、SEOに関する総合的なサポートを行います。クライアントの目的(サイトの流入数・問い合わせ数・売上増加など)を達成するための施策提案を受けたり、施策を受けることができます。

SEO対策の外注を考える際は運営しているサイトの状態が何かしら悪いと感じられている場合が多いでしょう。

具体的な問題をWeb担当者の方が把握していなかったとしてもSEO対策を外注する際には、SEO業者(SEOコンサルタント)がまずヒアリングを行い、クライアントの抱える課題や目標を把握してから分析・調査へと進みます。

以下がSEO対策を外注した際の一般的なフローとなります。

• ヒアリング：クライアント企業ごとに異なる課題や目標を把握する
• 分析・調査：クライアント企業・顧客・競合を調査する
• 戦略・戦術の立案：調査結果をもとに、最適な戦略を立案する
• 対策キーワードの選定：ターゲット顧客およびクライアント企業に適したキーワードを選定する
• 施策提案・実行：サイト構造の見直しや内部リンクの最適化などを行なう
• SEOコンテンツの作成：Googleに評価される質の高いコンテンツを作成する
• レポーティング：実行した施策の効果を具体的な数値で報告する
• 再度分析・調査：SEO対策の効果を高めるために分析と改善を繰り返す

これらのフローでクライアントの課題解決を目指します。

SEO対策を外注しても良い結果が出ないケースとは？

SEO対策を外注したとしても良い結果を出すためには外注先のSEO対策業者にまかせっきりではなく、サイト運営元(自社)との協力が欠かせません。ですから、自社側、SEO対策業者側、もしくは両社に何かしらの問題がある場合は、課題解決や目標達成することができないケースも存在します。

良い結果が出ない主なケースを以下で紹介します。

SEO対策業者側に問題がある場合

以前はSEO対策の知識を少しかじった程度でもWeb上で流入数やお問い合わせ数を増やすことができました。ですから、現在でも「SEO対策業者」や「SEO会社」とされる企業は数多く存在します。

それぞれの企業で提供するサービスの質や種類が異なりますし、また同じSEO会社だったとしても担当者(SEOコンサルタント)によってSEOの知識や提供するサービスの質に差が生じる可能性もあります。

ですから、SEO対策業者として評価が高い企業の実績が評価できるものだったとしても、自社を担当するSEOコンサルタントが求められる能力を発揮できないことも考えられます。

SEO対策業者側が原因で良い結果が出ないことを避ける為には、実績や知名度、サービス内容だけで外注先を選ばないようにしましょう。

自社側に問題がある場合

自社側に問題がある場合があってSEO対策をしても良い結果が出ないケースとしては以下の原因が考えられます。

SEO対策業者に任せきる(丸投げする)

SEO対策業者はSEOのエキスパートですが、クライアントの提供しているソリューション(商品やサービス)、顧客に関しての情報はサイト運営元(自社)の方が詳しいです。

SEO対策を行う際に重要なキーワードにしても、そのキーワードが実際に顧客のニーズにマッチしているのかを判断するのは、これまでの知見からサイト運営元(自社)が判断する方が効果的だといえます。

SEO対策業者に任せきり(丸投げ)で、SEO対策業者が用意したキーワードで対策したページが上位(1ページ目)に表示できたとしても、目標をお問い合わせや商品購入と定めている場合に達成できないおそれがあります。

SEO対策業者に任せきりにするのではなく、SEO対策を行うのに必要な情報をサイト運営側(自社)側から提供するなど協力を求められた際に積極的に関われば良い結果を出しやすいです。

すぐに(短期で)効果を求める

SEO対策を実際に行ったとしても効果を実感するまで最短でも4か月程かかります。SEO対策の結果が出るまでの時間について、Googleは公式で4か月から1年かかると述べています。

成果が出るまで時間がかかることを忘れないでください。変更に着手してからメリットが得られるようになるまで、通常は 4 か月から 1 年かかります
引用 - Google 検索セントラル(SEO 業者の利用を検討する)

もし、SEO対策業者と契約して対策を行ったとしても翌月に成果を実感することは難しいことをサイト運営元(自社)が理解することも重要です。

通常であれば、SEO対策業者側から「SEO対策は結果が出るまで時間がかかる」と説明があります。もし、「当社のSEO対策はすぐに結果を出すことができます」と伝えてくるSEO業者があれば、違法性が高い、もしくは危険性が高いSEO対策を行うおそれがあるため契約しないことをおすすめします。

目的が決まっていない

目的が決まっていない状態でSEO対策を外注することはおすすめできません。Web担当者様の中では、とりあえずSEO対策を実施しようと考える方が少なくありません。SEOやWeb集客に関するリテラシーが低いとそのように考えてしまいがちです。

サイトの方向性や状況によってはSEO対策を行う必要がない場合があります。なぜSEO対策を行う必要があるのか、目的は何かを明確にしましょう。

サイトが機能していない(仕上がっていない)

自社がWebサイトを活用することに消極的である場合、SEO対策を外注することは控えた方が良いでしょう。

Web集客に重きをおいていない企業のコーポレートサイトは、最新情報が更新されていない、サービスページに詳細な情報が存在しない、実績ページが存在しないといったことが多く、サイト構築が必要となるため、余計に費用がかかるおそれがあります。

これまで、Webサイトに力を入れていなかったけどSEO対策の外注を考えている場合は、以下の領域を整えることがまず必要となります。

• ヘッダーやフッターのメニュー項目
  
• お問い合わせフォーム
  
• エラーページ

上記の部分を確立してから、外注するとSEO対策の効果が見込めます。

SEO対策をするためのキーワードを把握していない

SEO対策を行う上でキーワードは重要です。上位表示するためのキーワードの月間の検索数やCVに繋がりやすいかなど把握していなければ、SEO対策を行っても良い結果は期待できません。

SEO対策業者は、SEOの観点からキーワード調査を行いますが、丸投げしてしまうと上位化を狙うキーワードが売上に貢献しないおそれがあります。

ある程度、どのようなキーワードが売上に結びついているのか把握した上で、SEO対s買うを外注すると損しないですむでしょう。

悪質なSEO対策についての知識がない

SEO対策の手法はいくつもあるため、SEO対策業者から提案される対策の中には、Googleからペナルティを受けるおそれがある対策が存在するおそれがあります。実際に現在でも悪質なSEO対策を提供しているSEO対策業者(成果報酬型が多い)は存在します。

Googleからのペナルティには、あちらから知らせてもらえるものもありますが、知らないうちにペナルティ対象となる場合もあります。もし、ペナルティを与えられれば、検索順位が下がったり、最悪の場合は検索結果にサイトが表示されなくなります。

悪質なSEO対策を行ったことで大損害を受けることも考えられるので、正しい知識を持っておくことが必要です。

Web担当者様の中には、以前 成果報酬型のSEO対策を依頼してからサイトの状況が悪くなったと感じておられる方もいるかもしれません。

当サイト「バンソウ」では、サイトがペナルティを受けているかどうかの調査を請け負っているので、興味がある場合はお気軽にお問い合わせください。

悪質なSEO対策とはどういったものか、ペナルティを受けるとどうなるか詳しく知りたい方は以下の記事をお読みください。

SEO対策業者に外注するメリット・デメリット

SEO対策を外注する際にはメリット・デメリットについて十分理解しておく必要があります。

メリット

専門性が高く、質も高いSEO対策を外注すると得られるメリットは多いです。

最新のSEO知識と技術

Googleをはじめとする検索エンジンは、ユーザーの利便性を考慮して、仕様のアップデートを行います。

大規模で広範囲のアップデート(コアアルゴリズムアップデート」は年に3〜4回程度行われますが、小規模な小さなアップデートは日常的に行われています。海外の大手SEO情報発信サイトMozによると2018年は3000回以上のアップデートが行われていたようです。

(主にGoogleの)検索エンジンの動向を把握して、調査・研究を行い、最新の有効なSEO対策を行うのがSEO対策業者です。より効果が期待できて、リスクが少ない対策を任せることができます。

サイト全体の利便性など総合的に対応

SEO対策と聞けば「対策キーワードの上位表示」だけをイメージされるWeb担当者の方も多いでしょうが、多くのSEO業者はそれだけではなく、お問い合わせや商品購入を見定めて、売上や集客につながるキーワードの提案や競合他社の調査を行います。

Web担当者様が気づかない問題や現状の課題を解決する為にサポートを受けることができます。

SEOの知識や技術を蓄積

前述でお伝えしましたが、検索エンジンの仕様は日々更新されているため、有効とされるSEO対策も変化します。

Web上には山ほどSEOに関する情報が発信されていますが、Web担当者様自らが信頼性の高い情報を集めて、実践するには時間と労力がかかります。

SEO対策を外注すれば、SEO対策業者が行う対策の内容や、自社の市場にいる競合他社の情報、他業種・同業種など多数のサイト対策の結果を共有してもらえるので、社内に最新の情報を踏まえた効果的な対策手法や質の高いSEO知識を蓄積することができます。

得た知識や手法を用いて内製化できる部分は内製化して、自社でできない部分はSEO業者に任せるようなハイブリッド体制を整えることもできるでしょう。

デメリット

SEO対策を外注する際に活用方法を誤ればデメリットが生じることもあるため、デメリットと対応策を抑えておくことが大切です。

効果が出るまで時間がかかる(費用が必要)

前述でお伝えしましたが、SEO対策は結果が出るまで時間がかかります。もし、運営するサイトに質の高いコンテンツ(記事)を投稿して、流入数・CV数(お問い合わせや商品購入など)を増やすとなると半年〜1年程かかります。

効果を実感できるまでの期間は、SEO対策の対象となるサイト状況により異なりますが、ほとんどの場合、長期的に外注費用の支払いが必要になるでしょう。

継続的にSEO対策を外注する際に費用面がネックになる場合は、対処法として、自社にSEOの知識や手法を蓄積し、SEO対策を内製化する割合を増やすことで、徐々に外注費用を削減するということが挙げられます。

全ての業務を外注すると知識・技術が蓄積できない

SEO対策業者の中には、全ての業務を請け負うSEOサービスプランを提案してくる場合があります。全ての業務を請け負うことは、自社のリソースが取られないメリットに目がいきますが、社内にSEOの知識や技術といったのノウハウが蓄積されないデメリットがあるということを理解しなければなりません。

SEO対策に関する業務を全て外注してしまうと、いつまで経っても自社で内製化することができないため、外注費用を支払い続けることになりかねません。

ここまでで少しお伝えしましたが、SEO対策の外注を最大限に活用しようとした場合、全ての業務を任せるのではなく、サイト運営元(自社)が関われる箇所は積極的に関わり、少しずつでも社内に知識や技術を蓄積することが重要です。

SEO対策業者と二人三脚で伴奏してくれるようなSEO対策業者を選びましょう。

SEO対策を専門会社に外注するときの注意点

SEO対策を専門会社に外注する際に抑えておきたい注意点がいくつかあるので紹介します。

SEO対策を外注する目的は何か整理する

SEO対策を外注する際にどのような目的を達成したいのか、課題を解決したいのかをきめることが望ましいです。

「サイトに訪問者を集めたい」といった抽象的な目的であれば、SEO対策を行いサイトへの流入数が増えたとしてもお問い合わせなど売上につながらないおそれがあります。

SEO対策業者は一般的にSEO対策を実施する前にヒアリングを行うので、アドバイスを受けながら目標設計をすることも可能です。ヒアリングを受ける前にできるだけ目標を明確にすると良いでしょう。

外注先の実績や評判を確認する

SEO対策の外注を行っている業者は多数存在します。それぞれの企業の規模感や得意分野、これまでの実績は必ず確認しましょう。また、まとめサイトなどで企業の口コミなど評判を確認できるようであれば参考にしてください。

SEO対策は、短期的なものではありません。外注先の企業とは長期的なパートナー関係となり、協力し合って目標達成を目指すため、外注先は慎重に選びましょう。

SEO対策の外注費用について

先ほどから何度も触れていますが、SEO対策は短期で結果を実感することは非常に少ないです。そのため、SEO対策を外注するとなると、外注費用にどれくらいの予算を用意すればいいのか悩むことがあるでしょう。

これからSEO対策を外注した際の一般的な費用相場を紹介した上で、SEOの外注先の種類と費用面から注意するべきポイントをわかりやすくお伝えします。

一般的な費用相場

SEO対策を外注する際の一般的な費用相場は以下となります。

外注先に依頼する業務の範囲や対策を行うサイトの規模などにより費用が大きく異なることもあるので上記の金額は目安として参考にしてください。

SEO対策を内容別に解説

SEO対策の領域は幅広いです。どの業務領域を外注先に依頼するのか判断する為に、SEO対策の手法について抑えておくと役立つでしょう。以下では、SEOコンサルティング・内部SEO対策・外部SEO対策・コンテンツSEOなどそれぞれ詳しくお伝えします。

SEOコンサルティング

SEO対策で良い結果を出すための総合的なコンサルティングサービスです。

1. 1. 調査・分析・企画
   2. 上記に基づいたコンテンツ作成支援
   3. ライティング指示・指導

SEOサイト設計

これからサイトを立ち上げたり、すでに存在するサイトをリニューアルする際に行います。上記の「調査・分析・企画」の部分だけを依頼する形となります。

1. 1. キーワード調査
   2. 競合調査
   3. 自社サイト分析（アクセス・コンテンツなど）
   4. コンテンツ企画
   5. トップページ/カテゴリの構成

コンテンツSEO

コンテンツSEOは、対策するサイトを運営している企業のソリューションと親和性が高い内容のコンテンツを作成して情報発信するものです。

ターゲットとなるユーザー層を明確にして、興味関心がありそうな検索キーワードを調査します。そして、検索キーワードに沿ったニーズを満たしたコンテンツを作成します。

コンテンツSEOを行う際は、対策サイトの流入を増やすことを目的にするのではなく、流入したユーザーにどのような行動をしてほしいのかまで明確にすることが重要です。

「お問い合わせしてほしい」「商品購入してほしい」といったコンバージョンとなる行動を踏まえてコンテンツSEOを実施すると売上に貢献する可能性が高まります。

1. 1. キーワード選定
   2. 競合調査
   3. 記事構成作成

内部SEO対策

SEOにおける内部SEO対策は、対策サイト内部の最適化を行うことです。

(主にGoogle)検索エンジンにサイトを評価してもらい、狙っているキーワードの検索順位を獲得するには、検索エンジンが理解しやすいサイト構造になっている必要があります。

例えば、サイトの階層(ディレクトリ)を知らせる為のパンくずリストやサイト全体構造を把握する為のサイトマップが存在するかどうかが挙げられます。

そのほかにもデバイスによってテキストや画像のサイズが変更する仕様(レスポンシブデザイン対応)や内部リンクを設置してサイト内の導線を整えるなど、サイトを訪れたユーザーが扱いやすくなる工夫が挙げられます。

1. 1. サイトマップ送信
   2. サイト構造最適化
   3. パンくずリストの設置
   4. 重複ページ解消
   5. 内部リンク改善
   6. 見出しタグの最適化
   7. 画像の利用の最適化

外部SEO対策

外部SEO対策は、自社サイトへアクセスする為のリンク(被リンク)を増やすものです。被リンクの数が多いと検索エンジンに評価され、サイト全体で獲得しているキーワードが検索上位に表示されやすくなると言われています。

検索ユーザーにとって有益な情報を提供している記事や専門的な情報を提供している場合、他のサイトに被リンクが設置されますが、一般的に被リンクを集めるには時間がかかります。

費用を支払い、被リンクを意図的に増やすことはGoogleの品質に関するガイドラインに違反する行為となるため、そのような外部対策を提案・実施する企業とは契約しないように気をつけてください。

1. 1. 被リンクの運用
   2. 被リンクを獲得するための施策

支払い方法を種類別に解説

SEO対策を外注する際、大きく3つの種類があります。それぞれ外注費用の支払い方法が異なります。

月額固定型

月額固定型は、毎月一定額の外注費用を支払いSEO対策を行ってもらいます。この形で依頼する場合は、任せる業務内容をしっかりと定める必要があります。例えば、記事作成の場合は、月にどれくらいの記事を作成してもらえるのか、作成した記事は投稿までしてもらえるのか、テキストやリンク、画像の追加は対応してもらえるのか等です。

支払う金額に対してどれだけのことを対応してもらえるのかは細かく確認しましょう。

一括支払い型

サイトの立ち上げやリニューアルの際に、大規模な内部対策や規模を大きくするために記事を大量に作成することがあります。そのような時にまとまった金額を一括で支払います。

一括支払い型でSEO対策を外注する際は、SEO対策は結果が出るまで時間がかかるということを理解した上で、長期的にどのようなSEO対策を行うかまで見据えておくと良いでしょう。

成果報酬型

成果報酬型は、クライアントが上位表示を狙うキーワードで検索した際に、実際に上位表示できた場合のみ費用が発生する形です。

Web担当者様の中には、「上位表示を狙っていたKWが上位化した時だけしかお金を支払わないで済むから費用を抑えられる」と考える方もいるかもしれませんが、成果報酬型のかたちでSEO対策を提供している企業の中には悪質なSEO対策(ブラックハットSEO)を用いて検索上位を狙う企業も存在します。

成果報酬型でSEO対策を外注する際にはどのような方法で順位を挙げようとしているのか、どのような対策を行ったのかを細かく確認しましょう。

悪質な成果報酬型のSEO会社に注意!費用的にはお得だけど、、

成果報酬型のSEO対策を提供する企業を外注先に選ぶ時は注意が必要です。大きな理由としては結果が出るまでにどのような対策が実施されるのか不透明だからです。

前述でGoogleは検索エンジンのアップデートを頻繁に行っているとお伝えしましたが、上位化したからと言ってSEO対策業者のおかげなのか、検索エンジンのアルゴリズムが変わったことによる影響なのか判断がしづらいといえます。

また、先ほど少し触れましたが、成果報酬型でSEO対策を提供する企業の中には悪質なSEO対策(Googleからペナルティを受けるリスクが高い対策)を行い上位表示を狙う企業も存在します。

もし、Web担当者様が担当する自社サイトがペナルティを受けてしまうと、検索順位に悪い影響が与えられます。さらに、ペナルティが発生したとしても何が原因なのか突き止めることは難しいです。

成果報酬型でSEO対策を外注する際はそれなりのリスクを覚悟してください。

SEO対策の外注会社の選び方

それでは、実際にSEO対策を外注する企業の選び方についてわかりやすく解説します。

まずは、Googleが推奨しているSEO対策業者の選び方を確認しましょう。その上でより具体的な選び方のポイントと、外注先に依頼する業務領域について詳しくお伝えします。

Googleが推奨しているSEO業者を選択するポイント

Googleが提供する無料のサポートツール「Google 検索セントラル(旧称：Google ウェブマスター)では、コンテンツが適切なユーザーに表示されるようにするためのポイントが整理されています。

SEO対策に関する情報も数多く提示されており、その中でSEO業者を選択するポイントについても述べています。一部抜粋したものが以下となります。

• SEO 業者が提案する変更の実装を真剣に検討する
  
• SEO 業者の候補と面談する
  
• SEO 業者の信用照会先を調査する
  
• サイトの技術監査および検索機能の監査を依頼する
  
• 採用するかどうかを決定する
  引用 - Google 検索セントラル(SEO 業者の利用を検討する)

それぞれの項目の詳しい情報は引用元のリンクをクリックしていただくと確認していただけます。
Googleが推奨するSEO業者の選び方を踏まえた上で選び方の要点を以下にまとめました。

SEO対策を外注する際のタイミングが重要です。サイトを立ち上げる時期やリニューアルを行う時期などがおすすめです。

外注先は複数のSEO業者から選んでください。SEO対策業者と自社の相性はどうなのか、どれだけ意欲的に取り組んでくれるのかを調査や面談で見極めましょう。

SEO対策業者のコーポレートサイトやWeb上の情報を参考に評判や成功事例を確認しましょう。自社と同業種のサイトの成功事例があると候補としては理想的です。

具体的な選び方のポイント

Googleが推奨するSEO業者の選び方を踏まえた上で、具体的な選び方のポイントをお伝えします。

SEO業者との関わり方を決める

SEO対策を外注して最大限の結果を出そうとすると自社の関わり方も重要となります。前述でお伝えしましたが、SEO対策業者はSEOのプロであっても自社のソリューションや顧客を完璧に理解できるわけではありません。

自社のソリューションや顧客を理解しているサイト運営元(自社)の協力が必要不可欠となります。
SEO対策業者が全ての業務を請け負うのではなく、情報共有しながら伴奏してくれるようなSEO対策業者を選びましょう。

予算と求める結果を決める

SEO対策を外注するとなると、決して安くない金額が必要となります。予算が多くなればなるほど実施できるSEO対策の種類や量は増えますが、どの程度の予算でSEO対策を外注するのか明確にしておくと外注先を選ぶ目安となります。

また、SEO対策を実施してどの程度の結果を求めるのかを検討しておくと、SEO対策業者が提示する見積もりが適切なのか判断できます。

SEO対策業者との相性を考える

成功事例が多く、評判が良いSEO対策業者が自社にとっても必ず相性が良いとは限りません。

SEO対策業者にはそれぞれ得意としているジャンルや対策内容があります。重要となるのは、自社の運営するサイトの状況jに合わせて適切なSEO対策を提案・実施してくれるかどうかです。

また、外注すれば自社と二人三脚で目標達成や課題解決のためのマーケティング戦略を進めることになるので、Web担当者様との相性も重要となります。

相性が良くないと、対策の提案や実施にあたってスムーズに進めることが難しくなるおそれがあります。
Googleも推奨していますが、外注先と契約する前にSEOコンサルタントと顔を合わせて、信頼して業務を任せることができる相手なのかを見極める必要があります。

SEO対策業者に外注する前に確認したい項目

SEO対策業者に外注する前にこれだけは確認しておきたいという項目をまとめました。外注を考えているSEO対策業者がいる場合は、以下の項目を確認してみてください。

• 口コミなどで悪い評判はないか
  
• 外部リンク対策などペナルティを受けるリスクある対策をしないか
  
• 担当者は信頼できる人物か
  
• 詳しい実績や成功事例がコーポレートサイトなどで確認できるか
  
• 要望に沿ったプランが提案されているか
  
• 提示される費用の内訳は明確か
  
• 会社自身がコンテンツマーケティングで結果を出しているか
  
• 契約期間や解除について明確化
  

まとめ： SEO対策を外注すれば自社の強みが把握できる

SEO対策を外注すれば、外部から自社の提供するソリューションの強味が把握できる可能性があります。

SEO対策はWeb上で集客するのに有効です。いかにユーザーが目を引く質の高いコンテンツ作成を行うかが重要となるため、SEO対策業者は自社の魅力を存分に引き出せるような提案をします。これまで、自社のソリューションに気づかなかった新規のユーザーを獲得するのにSEO対策は有効です。

今回は、SEO対策の外注先を選ぶ際にポイントとなるメリットや費用、注意点をそれぞれ詳しく解説しました。

バンソウでは、クライアント様の運営するサイトの売上に貢献するため、ソリューション(サービスや商品)にマッチして顧客となる可能性が高いユーザーの集客を目的にSEOコンサルティングを行っています。少しでもご興味ある場合はお気軽にお問い合わせください。

最後までお読みいただきありがとうございました。