結婚相談所で集客できない理由は?おすすめの方法や成功のためのポイントを紹介

「広告を出しても反応がない」「ブログやSNSを頑張っているのに、まったく会員が増えない」
このように、結婚相談所の集客がうまくいかず悩んではいませんか?
近年、結婚相談所は増加傾向にあり、地域密着型の小規模相談所や個人経営の相談所では、特に集客競争が激化しているでしょう。
「なぜうちは集まらないのか」と悩む方は多く、原因に気づかずに広告費や時間を無駄にしてしまうケースも少なくありません。
この記事では、結婚相談所の集客ができない原因を明らかにし、改善につなげる方法をご紹介します。
今すぐ実践できる集客を成功させるためのポイントまでご紹介しているので、ぜひ自店の取り組みの見直しへご活用ください。
なお、株式会社クリエイティブバンクの集客支援サービス「バンソウ」では、結婚相談所向けの無料相談窓口をご用意しています。
「具体的に何を改善すればよいのかわからない…」という方は、まずは下記のボタンからサービス内容をご覧いただき、お気軽にお問い合わせください。
執筆者

マーケティングサポート「バンソウ」のメディア管理人
株式会社クリエイティブバンクのマーケティングサポート「バンソウ」のメディア管理人。得意分野は、SEO全般・サイト分析・オウンドメディア・コンテンツマーケティング。バンソウはクライアント様のBtoBマーケティングをサポートするサービスです。詳しい内容はこちらをご覧ください。
結婚相談所の集客にお困りの方へ
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結婚相談所が集客できない理由
「広告を出しているのに問い合わせが来ない」「無料相談に申し込みが入らない」といった悩みを抱える結婚相談所の経営者は少なくありません。
地域密着型の個人経営からフランチャイズまで、現在婚活市場は飽和状態にあり、ただ相談所を構えているだけでは見込み客に選ばれません。ここでは、結婚相談所が集客できないと感じる主な理由をご紹介します。
自店が認知されていない
結婚相談所での集客で最も大切なことは「自店を知ってもらうこと」です。そもそも認知が不足していれば、優れたサービスや魅力的な料金設定があっても、見込み客の目に留まることはありません。
特に個人経営や小規模な相談所では、知名度の差が集客効果に大きく影響します。認知を広げるには、WebサイトやSNSでの定期的な情報発信に加え、ポータルサイトへの掲載など、複数のチャネルを通じて存在を知ってもらう導線づくりが不可欠です。
ターゲットを明確にできていない
誰に向けたサービスなのかがあいまいな結婚相談所では、集客がうまくいきません。例えば、20代の婚活初心者と、50代で再婚を考える方では、求めるサポートや婚活相談所を選ぶ基準がまったく異なります。ターゲット像を絞り込むことで、自社の強みを効果的に伝えられるようになり、広告やコンテンツも刺さりやすくなるでしょう。
年齢層・職業・婚活歴などをもとに、具体的なターゲットや、ターゲットをより掘り下げた顧客像であるペルソナを設定することで、どのようにアプローチを行えばよいかが見えてきます。
自店の強みを押し出せていない
情報収集中の見込み客にとって、結婚相談所はどこも同じように見えてしまいます。成婚率やサポート内容が競合と差別化されていても、それが見込み客に伝わっていなければ意味がありません。
多くの相談所では「親身なサポート」や「安心の料金体系」といった抽象的な表現にとどまりがちですが、選ばれる相談所は「20代女性の婚活に特化」「月額1万円でプロによる紹介付き」「男性仲人が在籍している」など、具体的な強みを明確に打ち出しています。他店と比較した際に、自店を選ぶ理由が一目で伝わるようにする工夫が重要です。
料金が高すぎる
価格に対する納得感がなければ、問い合わせにはつながりません。特に婚活初心者や若年層にとっては、「入会金10万円以上」「月会費2万円」などの料金設定に心理的ハードルを感じることもあります。
もちろん、ただ価格を下げればよいというわけではなく、その金額に見合ったサポート内容や成婚実績など、根拠を併せて提示することが重要です。
なお、「無料カウンセリング」「初月無料」「お試しプラン」などのお得なキャンペーンを設けることで、来店を後押ししやすくなるでしょう。
例えば、結婚相談所のツヴァイでは、期間限定で婚活キャンペーンを行っており、来店予約で婚活に役立つ数万円相当の特典がもらえます。
引用:ツヴァイ
来店予約までの導線がわかりづらい
ホームページやSNSから問い合わせまでの流れが複雑だったり、必要な情報が見つけにくい構成だと、見込み客は途中で離脱してしまいます。
特に見込み客がスマートフォンでページを閲覧している場合、問い合わせフォームがページ下部までスクロールしなければならない位置にあったり、予約方法が複雑だったりすると、「面倒だ」と感じて離脱してしまい、機会損失につながります。
「無料相談はこちら」「LINEで簡単予約」といったボタンをページ内のさまざまな位置に設置するなど、来店予約までの導線を視覚的にわかりやすく配置し、迷わせない構成を意識しましょう。なお、CTAボタンの配置場所や、思わずボタンをクリックしたくなるような文言やデザインの工夫も重要です。
婚活アプリ・サイトへ登録していない
現代の婚活市場では、結婚相談所と婚活アプリや婚活サイト(ポータルサイト)を併用するユーザーが増えています。自社がどれだけ魅力的なサービスを提供していても、婚活アプリやポータルサイトを活用していなければ、検索結果にも引っかからず、ターゲット層との接点が生まれません。
「IBJ」や「メオティ」などへの掲載や、オウンドメディア上で婚活アプリとの違いを解説し、見込み客の不安を解消することで、比較検討の候補に入りやすくなります。
営業色が強い
「まずは結婚相談所がどのようなことをしているのか、どのように婚活を進めるのか話を聞いてみたい」という段階の見込み客に対して、いきなり高額なプランを勧める、強引に入会を迫るといった営業スタイルは逆効果です。
近年の見込み客は情報収集に時間をかける傾向があり、「押し売りされるのでは」と感じた時点で離脱してしまいます。見込み客とのファーストコンタクトでは、あくまで見込み客の悩みに寄り添い、「相談しやすさ」や「安心感」を与える対応が求められます。LINE相談や無料カウンセリングといった、ハードルの低い接点を整備するのも有効です。
このように、結婚相談所ではさまざまな集客課題を抱えている店舗が多いです。一方で、「どこに課題があるのかわからないが、顧客を増やしたい」と漠然と悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
バンソウでは、課題の抽出から最適な施策の提案、実行、効果検証まで一貫してサポートしています。相談は無料のため、ぜひお気軽にお問い合わせください!
結婚相談所の業界の現状は?廃業率は高い?
上記では、結婚相談所で集客ができない理由をご紹介しました。結婚相談所業界は、少子化や晩婚化、生涯未婚率の上昇といった社会的背景から、一定の需要が存在しています。
実際、婚活サービスを通じて結婚した人の割合は増加傾向にあり、リクルートブライダル総研による「婚活実態調査2024」によると、2023年には婚活サービスを通じて結婚した人の割合が15.3%に達しました 。特にネット系婚活サービスを通じて結婚した人の割合は過去最高となっています。
引用:婚活実態調査2024(リクルートブライダル総研調べ)
しかし一方で、コストをかけず気軽に利用できる婚活マッチングアプリなどの台頭により、結婚相談所の経営は厳しさを増しています。帝国データバンクの『「結婚相談所」の倒産・休廃業解散動向』によると、2023年には、結婚相談所の倒産・休廃業件数が年間22件と、過去最多を記録しています。
結婚相談所は店舗を設けていない場合は固定費がかからないため、業界全体における廃業率はさほど高くないではないものの、廃業リスクが徐々に高まっていることがうかがえます。
このような厳しい環境下でも、成婚率の向上やサービスの質の向上、ターゲット層の明確化など、競合と差別化された戦略を取ることで、安定した経営を実現している相談所も存在します。
今後、結婚相談所が生き残るためには、顧客ニーズの変化に柔軟に対応し、自店独自の価値を提供することが重要となるでしょう。
結婚相談所の集客でおすすめの方法
上記では、結婚相談所業界の現状や廃業率についてご紹介しました。
結婚相談所の集客を成功させるためには、ターゲット層に合わせた多角的なアプローチが欠かせません。インターネット検索やSNSでの情報収集が主流となった現在、従来の広告手法だけでは顧客の心をつかむのが難しくなっています。
以下の記事では、オンラインからオフラインまで、結婚相談所にとって有効な集客手段を詳しくご紹介しています。それぞれの手法の特長を理解し、自社に適した施策を見極めるヒントにしてください。
結婚相談所の集客を成功させるためのポイント
ここまで、結婚相談所でおすすめの集客方法をご紹介しました。
結婚相談所の集客を成功させるには、単に広告や施策を増やせばよいというわけではありません。大切なのは、自社の現状を正しく理解し、ターゲットのニーズに合った方法でアプローチすることです。
ここでは、集客を成果につなげるために押さえておきたい5つのポイントをご紹介します。戦略的に取り組むことで、限られたリソースでも効果を最大限引き出した集客が期待できます。
事前に自店の課題を洗い出す
やみくもに集客施策を増やす前に、自店の集客課題を可視化することが重要です。例えば、「ホームページへのアクセスはあるのに来店予約につながらない」「SNSのフォロワーは増えたが入会につながらない」など、現状の数字や見込み客の行動データをもとに、ボトルネックを特定します。
これにより、改善すべきポイントが明確になり、無駄な施策を行わず効果的な施策に集中できます。アクセス数の解析やSNSでの反応は、Google Analytics(GA4)や各種SNSの分析ツールを活用するとよいでしょう。
バンソウでは、GA4の使い方を詳しくご紹介した記事を複数公開しています。こちらもぜひご活用ください。
ターゲット・ペルソナを明確にする
自店のサービスが誰に向けたものなのかを明確にしないと、訴求がぼやけてしまい、集客効率が下がります。「30代前半の働く女性」「再婚希望の50代男性」など、年齢・性別・婚活歴・不安要素を具体化したペルソナを設定することで、コンテンツや広告の訴求力が高まります。
ペルソナを設計する際は、上記の要素に加えて、情報収集のタイミングや媒体、大事にしている価値観など細かな要素を掘り下げます。ペルソナ設計は、自社が選ばれる理由を見直すきっかけにもなり、ブランディングやLP制作にも役立ちます。
バンソウでは、ペルソナ設計に役立つテンプレートを配布しているため、ぜひこちらもご活用ください。
トレンドの話題を取り入れる
婚活業界にもトレンドがあります。たとえば「オンライン婚活」「マッチングアプリ疲れ」「価値観マッチ」など、時代のニーズに合ったキーワードを意識した発信は、ユーザーの関心を引きやすくなります。
ブログやSNSで時事性のあるテーマを扱うことで、検索流入の増加やSNSでの拡散が期待でき、認知拡大にもつながります。トレンドに乗る際は、自社で扱うサービスや得意としている領域などとどう結びつけるかを工夫しましょう。
既存顧客の口コミを参考にする
すでに入会している顧客の声には、集客に役立つヒントが詰まっています。なぜこの相談所を選んだのか、入会前にどのような不安があったのか、どのようなサポートに満足しているのかをヒアリングしたり、口コミを参考にすることで、ユーザー目線での強みや改善点が見えてきます。
顧客の声をもとに、ホームページやLP、広告の訴求文言をブラッシュアップすれば、より刺さるコンテンツが作れるでしょう。アンケートや面談時の会話記録を活用するのもおすすめです。
競合の事例を参考にする
競合他社のホームページやSNS、広告表現などを定期的にチェックすることで、自店に足りない要素や新しい施策のヒントが得られます。特に同じエリア・価格帯で運営している相談所の動向は、見込み客が自店と比較する対象となる可能性が高いため必ず確認しましょう。
ただし、単にまねするのではなく、「なぜその施策が効果的なのか」を分析したうえで、自店に合わせたかたちで取り入れることが重要です。
結婚相談所の集客では広告規制に注意する
ここまで、結婚相談所の集客を成功させるためのポイントをご紹介しました。結婚相談所で集客を行う際は、誇張表現による誤認を防ぎ、納得して見込み客が相談所を選べるよう、広告表現における規制に注意する必要があります。
広告規制は、一般社団法人結婚相談業サポート協会による「広告における自主規制基準」や、Google広告・Yahoo!広告のポリシーなどに制限事項が記載されています。
具体的な規制内容や広告を掲載する際のポイントなどは、以下の記事をご確認ください。
結婚相談所の集客ならバンソウにおまかせ!
この記事では、結婚相談所で集客ができない理由からおすすめの集客方法、集客を成功させるためのポイントなどをご紹介してきました。
婚活業界では、婚活サービスの需要はあるものの、マッチングアプリなどの台頭により競合差別化を強化し、自店ならではの強みに興味を持ってもらい、選ばれる集客を行うことが大切です。
しかし、「どの施策から始めるべきかわからない」「忙しくて施策を回す余裕がない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
バンソウでは、SEO・SNS・広告運用を含めたトータルサポートをご提供しています。結婚相談所に特化した集客ノウハウをもとに、費用対効果の高い施策を設計し、問い合わせ・来店予約数増加や成婚数アップに貢献します。
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