Windows11でAndroidアプリをインストールする方法

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マーケティングサポート「バンソウ」のメディア管理人
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Windows 11にアップグレードしたら、あなたはAndroidアプリをWindows上で実行する方法が知りたいと思うかもしれません。今回は、Windows 11でAndroidアプリを動かす方法と設定について解説します。エミュレータをインストールする必要がなくなったことで、Windows 11ではAndroidアプリを実行するのが簡単になりました。
BlueStacks、Your Phone、Amazon Appstoreなどの様々な方法がありますが、どの方法でも手順は簡単です。しかし、セキュリティ上の注意点やアップデートによる影響にも注意が必要です。
この記事では、Windows 11でAndroidアプリを快適に実行するための方法や注意点について、わかりやすく解説していきます。
Windows 11でAndroidアプリを動かす方法
Windows 11では、Androidアプリを実行するために、Androidアプリ実行環境の提供やエミュレータのインストールが必要なくなりました。ここでは、Windows 11におけるAndroidアプリ実行の仕組みや必要なものについて説明します。
Windows 11におけるAndroidアプリ実行の仕組み
Windows 11には、AndroidアプリをWindows上で実行するためのAndroid用Windowsサブシステム(Windows Subsystem for Android)が搭載されています。これにより、Windows 11上で直接Androidアプリを実行できるようになります。
「Windows Subsystem for Android」という機能は、Windows 11上で仮想的なAndroid環境を作成し、そこでAndroidアプリを実行することができるものです。つまり、Windows 11上でAndroidエミュレーターを使用するかのように、Androidアプリを動かすことができます。
AndroidアプリをWindows 11で実行するために必要なもの
Windows 11でAndroidアプリを実行するためWindows Subsystem for Androidを利用するには以下の要件が必要になります。
OS | Windows 11のバージョン22H2以降 | ||||
メモリ(RAM) | 16GB推奨(ただし8GB以上であれば可) | ||||
ストレージ | SSD | ||||
プロセッサ | Intel Core i3 8th Gen以上(Intel Virtualization Technology対応) AMD Ryzen 3000以上(AMD Virtualization対応) Qualcomm Snapdragon 8c以上 |
Windows 11でAndroidアプリを動かす方法
Windows 11でAndroidアプリを実行する方法には、以下の4つの方法があります。それぞれの手順を紹介します。
BlueStacksを使ったAndroidアプリの実行方法
BlueStacksは、AndroidアプリをWindows上で実行するための人気のあるエミュレータです。以下の手順で、Windows 11でAndroidアプリを実行することができます。
1、BlueStacks の公式サイトから BlueStacks のインストーラーを入手します。
2、クライアントに BlueStacks のインストーラーが保存されます。
3、Microsoft の公式サイトから Visual C++ 再配布可能パッケージを入手します。
4、クライアントに Visual C++ 再配布可能パッケージのインストーラーが保存されます。
5、BlueStacks のインストーラーを実行します。
6、BlueStacks のインストール後、「Hyper-Vは利用できません。」とメッセージが表示されます。
7、「使用権限を与えて再起動する」をクリックします。
8.再起動後、Windows メニューの「すべてのアプリ」に「BlueStacks 5」が追加されています。
9、Windows メニューの「BlueStacks 5」をクリックすると、BlueStacks が表示されます。
10、BlueStacks の画面上部のメニューを開き「環境設定」をクリックします。
11、パフォーマンス設定を変更する場合は、「環境設定」ウィンドウの「パフォーマンス」をクリックします。
12、ディスプレイ設定を変更する場合は、「環境設定」ウィンドウの「ディスプレイ」をクリックします。
13、グラフィックス設定を変更する場合は、「環境設定」ウィンドウの「グラフィックス]」をクリックします。
14、BlueStacksを起動し、Googleアカウントでログインします。
15、Google Playストアから、実行したいAndroidアプリをダウンロードしてインストールします。
16、Androidアプリを起動して使用します。
Amazon Appstoreを使ったAndroidアプリの実行方法
Amazon Appstoreは、Androidアプリを提供するアプリストアの1つです。以下の手順で、Windows 11でAmazon Appstoreを使ってAndroidアプリを実行することができます。
1、Windows11にインストールして使いたいAndroidアプリをMicrosoft Storeで検索して選択します。
2、Windows11 22H2環境ではAndroidアプリには「Amazon Appstoreで入手」をいうボタンが用意されていますので、選択します。
3、Androidアプリの利用をセットアップします。
4、Amazon アプリストアのインストールします。
5、「Amazon Appstore用にPCを準備する」というウィンドウが開きますので「次へ」を選択します。
6、続けるにはPCの再起動が必要となりますので「再起動」を選択します。
7、Amazon アプリストア経由でAndroidアプリをダウンロード、インストール
8、「開く」を選択して、インストールしたAndroidアプリをWindows上で起動して、動作確認をします。
9、また、インストールしたAndroidアプリはWindowsアプリと同じようにアプリ一覧にリストアップされています。
10、Androidアプリを起動して使用します。
まとめ
Windows 11でAndroidアプリを実行する方法には、BlueStacks、Your Phone、Amazon Appstore、Windows 11の標準搭載機能を使う方法があります。実行時に問題が発生した場合は、アプリを再インストールするか、グラフィックドライバーを最新バージョンに更新するなどの対策を行うことが必要です。
Windows11でAndroidアプリを実行する際には、セキュリティ上の注意点やアップデートによる影響にも注意が必要です。Windows 11でAndroidアプリを快適に実行するためにぜひご参考になさってください。