OneDriveを無効にする方法は?注意点や再度有効にする方法も解説

本記事ではOneDriveを無効にする方法についてご紹介します。
OneDriveを使っていない方や、使っているけど無効にする方法が知りたい方は必見です。
一度無効にすると、ストレージの空き容量が増えたり、システムの動作が軽快になったりするなど、さまざまなメリットがあります。
では、OneDriveの無効化の方法を詳しく見ていきましょう。
執筆者

マーケティングサポート「バンソウ」のメディア管理人
株式会社クリエイティブバンクのマーケティングサポート「バンソウ」のメディア管理人。得意分野は、SEO全般・サイト分析・オウンドメディア・コンテンツマーケティング。バンソウはクライアント様のBtoBマーケティングをサポートするサービスです。詳しい内容はこちらをご覧ください。
OneDriveとは?
OneDriveは、Microsoftが提供するクラウドストレージサービスです。OneDriveを利用することで、ユーザーはインターネットに接続されたあらゆるデバイスからデータにアクセスできるようになります。写真、ビデオ、音楽、文書、プレゼンテーションなど、さまざまな種類のデータを保存することができます。OneDriveにデータを保存することで、デバイス上に保存する場合に比べ、安全性が高まります。
OneDriveの主な機能
OneDriveには、次のような主な機能があります。
- ストレージ容量の増加:デフォルトで5GBの容量がありますが、有料サブスクリプションに加入することで増量することができます。
- ファイル共有:OneDriveに保存したファイルをほかのユーザーと共有することができます。共有したファイルに対して、編集権限を与えることも可能です。
- 自動同期:OneDriveに保存されたデータは、インターネットに接続されたすべてのデバイスで自動的に同期されます。
- バックアップ:OneDriveは、Windows 10のバックアップとして機能します。自動的にデバイス上のデータをバックアップし、保護します。
OneDriveを無効にする方法
OneDriveを使用しない場合、無効化することができます。Windows 11でOneDriveを無効にする方法は、以下のとおりです。
- 1.タスクバーのOneDriveをクリックし、右上に表示される「ヘルプと設定」アイコンをクリックします。
- 2.表示されるメニューから「設定」をクリックします。
- 3.左側のメニューから「アカウント」をクリックします。
- 4.「このPCからリンクを解除する」をクリックします。
- 5.「このPC上のアカウントのリンクを解除しますか?」のポップアップが表示されるので「アカウントのリンク解除」ボタンをクリックします。
OneDriveを利用しない場合や、代替のクラウドストレージサービスを使用する場合は、無効化することができます。OneDriveを無効にすることで、ストレージ容量を節約したり、ファイルの同期や自動アップロードなどの機能を停止したりすることができます。
Windows 10でOneDriveを無効にする方法
Windows 10では、以下の手順に従って、OneDriveを無効化してください。
- 1.タスクバーのOneDriveをクリックし、右上に表示される「ヘルプと設定」アイコンをクリックします。
- 2.表示されるメニューから「設定」をクリックします。
- 3.左側のメニューから「アカウント」をクリックします。
- 4.「このPCからリンクを解除する」をクリックします。
- 5.「Microsoft OneDrive」と表示された場合、「アカウント」タブの「このPCのリンク解除」をクリックします。
- 6.「このPC上のアカウントのリンクを解除しますか?」のポップアップが表示されるので「アカウントのリンク解除」ボタンをクリックします。
以上の手順に従うことで、OneDriveを無効にすることができます。
OneDriveを無効化するとどうなる?
OneDriveを無効にすると、以下のような変化があります。
- OneDriveの同期や自動アップロード機能が停止されます。
- ファイルエクスプローラー上からOneDriveフォルダーが消えます。
- OneDriveのアイコンがタスクバーから消えます。
また、OneDriveの無効化によって、Windowsの動作に影響を与えることはありません。
OneDriveを無効にした場合のデメリット
OneDriveを無効にすることには、いくつかのデメリットがあります。以下に、OneDriveを無効にすることで引き起こされる可能性のあるデメリットをいくつかあげています。
- ファイルの同期が失われる可能性があります。OneDriveに保存されたファイルをほかのデバイスで利用することができなくなります。
- ファイルがバックアップされなくなる可能性があります。OneDriveはファイルの自動バックアップを行っており、OneDriveを無効にすることでこの機能が使えなくなります。
- OneDriveを使用している場合、慣れ親しんだツールが使えなくなることで、作業の効率が低下する可能性があります。
- ファイルのアップロードやダウンロード速度が低下する可能性があります。OneDriveは高速なファイルのアップロードとダウンロードを実現するために、多くの技術的な手法を利用しています。
以上のような理由から、OneDriveを無効にする前によく考え、必要に応じてバックアップを取ることをおすすめします。また、OneDriveを無効にした場合でも、ファイルは引き続きデバイス上に存在するため、手動でバックアップを取ることが可能です。
OneDriveを無効にするときの注意点
OneDriveを無効にする前に、以下の点を確認することが重要です。
- OneDriveで同期しているファイルやフォルダーがある場合は、バックアップを取るか、ほかのストレージサービスに移行する必要があるかもしれません。
- OneDriveを無効にすると、ファイルやフォルダーが同期されなくなるため、必要なファイルを事前にダウンロードしておくことが望ましいです。
- OneDriveを使用しているほかのアプリケーションやサービスがある場合は、無効にする前にそれらのアプリケーションやサービスとの関係性を確認することが重要です。
OneDriveを使用しないときのそのほかの対処法
OneDriveを使わない場合は、アンインストールや自動起動の無効化など、いくつかの対処法があります。
OneDriveをアンインストールする
Windows 10・11でOneDriveをアンインストールする方法は、以下のとおりです。(※OneDriveは、一部のWindowsのバージョンに組み込まれており、アンインストールできないが、一部のバージョンではアンインストールできる)
- 1.スタートメニューをクリックし、検索バーに「プログラム」と入力して、検索結果から「プログラムの追加と削除」を選択します。
2.「インストールされているアプリ」のアプリ一覧から「Microsoft OneDrive」を見つけ、右側の「…」をクリックし「アンインストール」を選択します。
管理者のパスワード、または確認を求められたら、パスワードを入力するか、確認情報を提供します。
OneDriveの自動起動を無効にする
Windows 10・11でOneDriveを起動しないようにする方法は、以下のとおりです。
- 1.スタートメニューをクリックし、「設定」を選択します。
- 2.「アプリ」をクリックします。
- 3.「スタートアップ」をクリックします。
- 4.一覧にある「Microsoft OneDrive」の右に表示されているスイッチを「オフ」にします。
OneDriveが表示されないようにする
OneDriveのすべての設定をオフにし、エクスプローラーでOneDriveフォルダーを削除することで、非表示にできます。
参照:OneDrive をオフにするか、無効にするか、アンインストールする
OneDriveを再度有効にする方法
OneDriveを再度有効にするには、Windows 10の設定アプリからOneDriveを再度有効にする必要があります。また、OneDriveのアプリを再インストールすることでも再有効化することができます。Windows 10でOneDriveを再有効化する手順は以下のとおりです。
- 1.スタートメニューをクリックし、「設定」を選択します。
- 2.「アプリ」をクリックし、「アプリと機能」を選択します。(Windows 11の場合、「アプリ」→「インストールされているアプリ」)
- 3.リストから「OneDrive」を見つけ、クリックします。
- 4.「変更」ボタンをクリックします。
- 5.「OneDrive」の設定画面が表示されますので、「このコンピューターでOneDriveを使用する」にチェックを入れます。
- 6.「次へ」をクリックし、ログイン情報を入力します。
- 7.OneDriveを再有効化するには、同期するフォルダーを選択するか、既存のフォルダーを使用するかを選択します。
- 8.「完了」をクリックし、再有効化が完了します。
まとめ
この記事では、OneDriveの無効化方法や再有効化方法などを紹介しました。OneDriveを無効化することでストレージ容量を節約できる一方、同期やバックアップの便利な機能が利用できなくなるというデメリットもあります。
無効化する前に、必要なデータがすべてバックアップされていることを確認し、デメリットを理解したうえで判断することが大切です。また、再有効化も簡単にできますので、必要に応じて行ってください。