Twitter鍵垢にする方法と注意点

Twitter(現X)は、世界中の人々が自由に情報発信することができる、非常に大きなプラットフォームです。しかし、自分の情報を特定の人たちだけに公開したいという人もいるでしょう。そこで、Twitterでは「鍵垢」という機能が利用できます。
この記事では、Twitterで鍵垢にする方法についてPCブラウザ・スマホブラウザ・スマホアプリの3パターンでそれぞれ詳しく解説します。自分が許可した人のみに自分のツイート(ポスト)を公開することで、プライバシーを守ることができると同時に、情報発信力が低下するといったデメリットもあります。しかし、鍵垢を設定することで、特定の人たちと限定的に情報を共有することができます。
この記事を読むことで、最新の鍵垢の設定方法、注意点、解除方法、鍵垢を設定することで得られるメリットやデメリットについて理解することができるようになります。
執筆者

マーケティングサポート「バンソウ」のメディア管理人
株式会社クリエイティブバンクのマーケティングサポート「バンソウ」のメディア管理人。得意分野は、SEO全般・サイト分析・オウンドメディア・コンテンツマーケティング。バンソウはクライアント様のBtoBマーケティングをサポートするサービスです。詳しい内容はこちらをご覧ください。
鍵垢とは何か
Twitterの鍵垢は、アカウントのプライバシーを保護するための機能です。鍵垢(非公開アカウント)を設定すると、自分が承認した人しか自分のツイートを見ることができなくなります。
鍵垢にするとTwitterのユーザー名の横に南京錠のマークがつきます。
鍵垢にするメリットとデメリット
鍵垢にするメリットとしては、自分のプライバシーを保護できることが挙げられます。しかし、鍵垢を設定することで、承認したフォロワー以外は自分のツイートを見ることができなくなるため、情報発信力が低下することがデメリットとしてあります。
この後、PCブラウザ・スマホブラウザ・スマホアプリのそれぞれの鍵垢設定方法を詳しく解説します。
鍵垢の設定方法(PCブラウザ版)
鍵垢にする手順は以下のとおりです。
1.Twitterにログインする
2.左サイドバーの一番下にある[…]を選択する
3.[設定とサポート]を選択する
4.[設定とプライバシー]を選択する
5.[プライバシーと安全]を選択する
6.[オーディエンス、メディア、タグ付け]を選択する
7.[ポストを非公開にする]チェックボックスをオンにする
8.ポップアップの[非公開にする]をクリックする
上記の手順を行うとTwitterアカウントのユーザー名に南京錠のマークがつきます。
鍵垢の設定方法(スマホブラウザ版)
1.Twitterにログインする
2.左上のアイコンをクリックして、メニュー画面を開く
3.[設定とサポート]を選択する
4.[設定とプライバシー]を選択する
5.[プライバシーと安全]を選択する
6.[オーディエンス、メディア、タグ付け]を選択する
7.[ポストを非公開にする]チェックボックスをオンにする
8.ポップアップの[非公開にする]をクリックする
鍵垢の設定方法(スマホアプリ版)
以下はiPhoneのTwitterアプリでの手順となります。基本的に手順はスマホブラウザ版と変わりません。
1.Twitterにログインする
2.左上のアイコンをクリックして、メニュー画面を開く
3.[設定とサポート]を選択する
4.[設定とプライバシー]を選択する
5.[プライバシーと安全]を選択する
6.[オーディエンス、メディア、タグ付け]を選択する
7.[ポストを非公開にする]をオンにする(ポップアップは表示されない)
次に、鍵垢にする前に考えることをお伝えします。
鍵垢にする前に考えること
鍵垢にする必要があるかどうか
鍵垢にする必要があるかどうかは、自分のツイートの内容や、誰に公開するつもりがあるのかによって異なります。
例えば、企業アカウントとして運営する場合、ツイートでは新商品や新サービスの発表、イベントやキャンペーンの告知などの情報を公開するでしょう。このような場合は、多くのユーザーに情報を届けることが目的なので、公開範囲が限定されてしまう鍵垢にする必要はありません。
一方で、誰かに対して情報を発信することが目的ではないアカウントや友達だけに情報を発信しているようなアカウントの場合は、他人に情報を発信する必要がないので、鍵垢にするとよいでしょう。
鍵垢にすることでの影響
鍵垢にすることで、自分の情報発信力が低下することがあります。また、承認したフォロワー以外の人からのリツイート(リポスト)や引用ツイート(引用リポスト)もできなくなるため、情報拡散力も低下することになります。
鍵垢にする前に確認しておくべきポイント
鍵垢にする前に確認しておくべきポイントは以下のとおりです。
- 鍵垢を設定すると、自分の情報がよりプライベートになるため、情報を共有することが目的の場合は設定しないほうがよい。
- 鍵垢を設定すると、承認したフォロワー以外には自分のツイートが見られなくなるため、情報発信力が低下する。
- 鍵垢を設定する場合は、フォロワーを増やすための工夫が必要になる。例えば、自分のアカウントを宣伝する、興味を引くツイートをする、相互フォローを促すなど。
鍵垢にした後の注意点
鍵垢にした後の変更・解除方法
鍵垢に設定した後でも、設定を変更することができます。前述の鍵垢の設定でオンにした「ポストを非公開にする」のチェックを外すことで、鍵垢にした設定を解除することができます。
鍵垢の設定に回数制限はないため、何度でも設定の変更・解除は可能ですが、気軽に鍵垢に設定した後、そのことを忘れてしまうとツイートが非公開のままになってしまうのでご注意ください。
鍵垢の設定できる範囲や制限
鍵垢の設定できる範囲や制限は以下のとおりです。
- 鍵垢を設定すると、承認したフォロワー以外の人からのリツイートや引用ツイートもできなくなる。
- 鍵垢を設定すると、承認したフォロワー以外にダイレクトメッセージを送ることができない。
- 鍵垢を設定すると、ツイートが公開されなくなる。
鍵垢にする際に気をつけること
鍵垢にする際に気をつけることは、フォロワーを増やすための工夫をすること、情報発信力が低下すること、承認するフォロワーの管理を行うことなどがあります。また、鍵垢を設定する前に、自分のツイートを誰に公開するのか、公開したくない情報はあるのかなどを考え、設定を行うことが望ましいです。
鍵垢の設定ができない場合の対処方法
鍵垢の設定ができない場合は、以下のような原因が考えられます。
・アカウントの設定が未完了である。
・アカウントが凍結されている。
・アカウントが一時的に制限されている。
・過去に規約違反を行ったことがあるため、鍵垢を設定することができない。
これらの原因に該当しない場合は、Twitterヘルプセンターに問い合わせることをおすすめします。
鍵垢にすることで得られるメリットやデメリット
鍵垢にすることで得られるメリットは、自分のツイートを自分が許可した人のみに公開できることや、プライバシーが保護されることなどが挙げられます。一方、デメリットとしては、情報発信力が低下することや、承認したフォロワー以外の人からのリツイートや引用ツイートもできなくなることが挙げられます。また、承認するフォロワーを増やすための工夫が必要になります。
まとめ
この記事では、Twitter(現X)での鍵垢にする方法、注意点、解除方法、鍵垢を設定することで得られるメリットやデメリットについて解説しました。自分のツイートを自分が許可した人のみに公開することで、プライバシーを保護できる反面、情報発信力が低下するというデメリットもあるため、鍵垢を設定するかどうかは自分のツイートの内容や目的によって判断する必要があります。
鍵垢にする場合には、フォロワーを増やすための工夫が必要であることや、鍵垢にする前に自分のツイートを誰に公開するのか、公開したくない情報はあるのかなどを考慮することが望ましいです。以上の内容を踏まえ、この記事が参考になれば幸いです(2023年10月更新)。