Windows10でのリモートデスクトップ接続に必要な手順とは?遠隔作業を効率化する方法をご紹介

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マーケティングサポート「バンソウ」のメディア管理人
株式会社クリエイティブバンクのマーケティングサポート「バンソウ」のメディア管理人。得意分野は、SEO全般・サイト分析・オウンドメディア・コンテンツマーケティング。バンソウはクライアント様のBtoBマーケティングをサポートするサービスです。詳しい内容はこちらをご覧ください。
Windows10でのリモートワークが増えるなか、遠隔地から効率的に作業するためにはリモートデスクトップ接続が欠かせません。しかし、使い方が分からず手間取っている方も多いのではないでしょうか?
本記事では、初心者でもわかりやすくWindows10のリモートデスクトップ接続の使い方から注意点やセキュリティ対策、応用方法までを紹介していきます。パスワードの強化や二要素認証の設定など、安全性を確保する方法も詳しく解説します。
記事を読んで、リモートデスクトップ接続を上手に活用して快適な遠隔作業を実現してみませんか?
Windows 10のリモートデスクトップとは
Windows 10のリモートデスクトップとは、遠隔地から自宅やオフィスのPCにアクセスするための機能です。リモートデスクトップ接続を使うことで、自宅やオフィスのPCの画面を遠隔地から操作することができます。この機能は、仕事や勉強、プライベートなど、多くのシーンで活用されています。
Windows 10でのリモートデスクトップ接続の準備
リモートデスクトップ接続に必要な設定と手順
リモートデスクトップ接続を使うには、以下の設定と手順が必要です。
- リモートデスクトップ接続を有効にする
[スタート]メニューから[設定]を開き、[システム]をクリックします。
[リモートデスクトップ]をクリックし、[リモートデスクトップを許可する]をオンにします。
ファイアウォールの設定を変更する
[スタート]メニューから[Windowsセキュリティ]を開きます。
[ファイアウォールとネットワーク保護]をクリックし、[ファイアウォールの設定の変更]をクリックします。
[設定を有効にする]をオンにし、[リモート デスクトップ]を選択し、[許可]をクリックします。
リモートデスクトップ接続をする前に確認すべき注意点
リモートデスクトップ接続をする前に、以下の注意点を確認してください。
- PCがインターネットに接続されていることを確認する。
パスワードが設定されていることを確認する。
セキュリティソフトが有効になっていることを確認する。
リモートデスクトップ接続を許可するユーザーアカウントが管理者権限を持っていることを確認する。
Windows 10でのリモートデスクトップ接続の設定方法
Windows 10のリモートデスクトップ接続の設定方法
Windows 10でリモートデスクトップ接続を設定するには、以下の手順を実行します。
- リモートデスクトップ接続を開く。
[スタート]メニューから[リモートデスクトップ接続]を検索し、クリックします。
接続先のPCのIPアドレスを入力する。
[コンピュータ名またはIPアドレス]に、接続先のPCのIPアドレスを入力します。
ユーザー名とパスワードを入力する。
[ユーザー名]に、接続先のPCのユーザー名を入力します。
[パスワード]に、接続先のPCのパスワードを入力します。
[接続]をクリックして接続する。
リモートデスクトップ接続をする際の注意点
リモートデスクトップ接続をする際には、以下の注意点を守ってください。
- パスワードを複雑にする。
- パスワードを定期的に変更する。
- 公共のWi-Fiなどの不正なアクセスがありそうな場所では使用しない。
- リモートデスクトップ接続をする前に、接続先のPCに対してセキュリティソフトのスキャンを行う。
- リモートデスクトップ接続をしない場合は、必ずリモートデスクトップ接続を無効にする。
Windows 10でのリモートデスクトップ接続の使い方
リモートデスクトップ接続の基本的な使い方
リモートデスクトップ接続を使って、自宅やオフィスのPCにアクセスする方法は以下の通りです。
- リモートデスクトップ接続を開く。
[スタート]メニューから[リモートデスクトップ接続]を検索し、クリックします。
接続先のPCのIPアドレスを入力する。
[コンピュータ名またはIPアドレス]に、接続先のPCのIPアドレスを入力します。
ユーザー名とパスワードを入力する。
[ユーザー名]に、接続先のPCのユーザー名を入力します。
[パスワード]に、接続先のPCのパスワードを入力します。
[接続]をクリックして接続する。
PCの画面を操作する。
リモートデスクトップ接続を使った遠隔地からのPCアクセス方法
リモートデスクトップ接続を使って、遠隔地から自宅やオフィスのPCにアクセスする方法は以下の通りです。
- リモートデスクトップ接続を開く。
[スタート]メニューから[リモートデスクトップ接続]を検索し、クリックします。
接続先のPCのIPアドレスを入力する。
[コンピュータ名またはIPアドレス]に、接続先のPCのIPアドレスを入力します。
ユーザー名とパスワードを入力する。
[ユーザー名]に、接続先のPCのユーザー名を入力します。
[パスワード]に、接続先のPCのパスワードを入力します。
[接続]をクリックして接続する。
パソコンの画面を操作する。
リモートデスクトップ接続を使ったファイルの転送方法
リモートデスクトップ接続を使って、自宅やオフィスのPCからファイルを転送する方法は以下の通りです。
- リモートデスクトップ接続を開く。
[スタート]メニューから[リモートデスクトップ接続]を検索し、クリックします。
接続先のPCのIPアドレスを入力する。
[コンピュータ名またはIPアドレス]に、接続先のPCのIPアドレスを入力します。
ユーザー名とパスワードを入力する。
[ユーザー名]に、接続先のPCのユーザー名を入力します。
[パスワード]に、接続先のPCのパスワードを入力します。
[接続]をクリックして接続する。
ファイルをドラッグ&ドロップして転送する。
Windows 10でのリモートデスクトップ接続のトラブルシューティング
リモートデスクトップ接続のエラーコードとその解決方法
リモートデスクトップ接続のエラーコードとその解決方法は以下の通りです。
エラーコード:0x204
解決方法:リモートデスクトップ接続を再起動する。
- エラーコード:0x507
解決方法:リモートデスクトップ接続のポートがブロックされていないか確認する。 - エラーコード:0x800704C8
解決方法:リモートデスクトップ接続を再起動する。 - エラーコード:0x800700E
解決方法:接続先のPCのリモートデスクトップ接続を有効にする。 - エラーコード:0x80072746
解決方法:ファイアウォールの設定を変更する。
リモートデスクトップ接続の遅延や接続が切れる場合の対処法
リモートデスクトップ接続が遅延する場合や接続が切れる場合は、以下の対処法を試してみてください。
- インターネット接続速度を確認する。
- 接続先のPCの性能を確認する。
- グラフィックスドライバを更新する。
- リモートデスクトップ接続の画質を下げる。
- キャッシュをクリアする。
Windows 10でのリモートデスクトップ接続のセキュリティ対策
リモートデスクトップ接続を使う際には、以下のセキュリティ対策を実施することをおすすめします。
- パスワードを複雑にする。
- パスワードを定期的に変更する。
- 公共のWi-Fiなどの不正なアクセスがありそうな場所では使用しない。
- リモートデスクトップ接続をする前に、接続先のPCに対してセキュリティソフトのスキャンを行う。
- リモートデスクトップ接続をしない場合は、必ずリモートデスクトップ接続を無効にする。
リモートデスクトップ接続のセキュリティ上のリスクと対策
リモートデスクトップ接続には、以下のセキュリティ上のリスクがあります。
- パスワードの漏洩。
- 不正アクセスによるデータの盗難や改ざん。
- リモートデスクトップ接続を悪用した攻撃。
- これらのリスクに対する対策としては、パスワードの強化、二要素認証の設定、ファイアウォー
- ルの設定、セキュリティソフトの導入などが挙げられます。
パスワードの強化と二要素認証の設定方法
パスワードの強化と二要素認証の設定方法については以下の通りです。
パスワードの強化
- 大文字小文字、数字、記号を含める。
- 短いパスワードを使わない。
- 同じパスワードを使い回さない。
二要素認証の設定
Windows 10には、Microsoftアカウントを使った二要素認証が用意されています。
- [スタート]メニューから[設定]を開き、[アカウント]を選択します。
[サインインオプション]を選択し、[Windows Hello]を設定します。
二要素認証を有効にする場合は、[Windows Helloを使ったサインイン]の下の[セキュリティキー]を設定します。
Windows 10でのリモートデスクトップ接続の注意点
Windows 10でのリモートデスクトップ接続には、以下の注意点があります。
リモートデスクトップ接続の使用制限と設定方法
リモートデスクトップ接続の使用制限と設定方法については以下の通りです。
リモートデスクトップ接続を許可するPCの設定
- [スタート]メニューから[設定]を開き、[システム]を選択します。
[リモートデスクトップ]を選択し、[リモートデスクトップを許可する]にチェックを入れます。
リモートデスクトップ接続の使用制限
デフォルトでは、管理者権限を持つユーザーのみがリモートデスクトップ接続を行えます。
一般ユーザーにもリモートデスクトップ接続を許可する場合は、[システムの詳細設定]で[リモート]タブを開き、[ユーザーの選択]ボタンをクリックして、一般ユーザーを追加します。
リモートデスクトップ接続を利用する上でのリスクと対策
リモートデスクトップ接続を利用する上でのリスクと対策については以下の通りです。
リスク
- 不正アクセスによるデータの盗難や改ざん。
- リモートデスクトップ接続を悪用した攻撃。
対策
- パスワードの強化、二要素認証の設定、ファイアウォールの設定、セキュリティソフトの導入など。
- リモートデスクトップ接続をする場合は、必ずセキュリティ対策を実施する。
Windows 10でのリモートデスクトップ接続の応用
Windows 10でのリモートデスクトップ接続の応用方法については以下の通りです。
リモートデスクトップ接続を使った複数のデバイスへのアクセス方法
リモートデスクトップ接続を使った複数のデバイスへのアクセス方法については以下の通りです。
- [スタート]メニューから[リモートデスクトップ接続]を開きます。
[PC名]に接続したいPCの名前を入力します。
[ユーザー名]に接続先PCのユーザー名を入力します。
[パスワード]に接続先PCのパスワードを入力します。
[接続]をクリックして接続します。
リモートデスクトップ接続を利用したテレワークの方法
リモートデスクトップ接続を利用したテレワークの方法については以下の通りです。
- [スタート]メニューから[リモートデスクトップ接続]を開きます。
[PC名]に接続したいPCの名前を入力します。
[ユーザー名]に接続先PCのユーザー名を入力します。
[パスワード]に接続先PCのパスワードを入力します。
[接続]をクリックして接続します。
リモートデスクトップ接続を終了する際には、[スタート]メニューから[ログオフ]を選択してログオフします。
まとめ
Windows 10のリモートデスクトップ接続は、遠隔地から効率的に作業するために非常に便利です。しかし、安全性を確保するためには、セキュリティ対策をしっかりと実施することが重要です。
パスワードの強化や二要素認証の設定、ファイアウォールの設定、セキュリティソフトの導入などを行うことで、不正アクセスや攻撃から自身を守ることができます。また、リモートデスクトップ接続の注意点や遅延や接続が切れる場合の対処法も知っておくと、快適に利用することができます。
リモートデスクトップ接続を上手く利用することで、テレワークをすることも可能です。Windows 10でのリモートデスクトップ接続の使い方を把握して、作業効率を上げていきましょう。