エクセルでの掛け算が簡単にできる方法をわかりやすく解説

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エクセルでの計算作業は、ビジネスシーンで欠かせないものの一つです。中でも、掛け算は頻繁に行う作業の一つですが、操作方法がわからないと手間取ってしまうこともあります。

そこで、今回は【エクセル 掛け算】にフォーカスして、基本操作から応用例まで詳しく解説していきます。掛け算の基本操作や関数を使った計算方法、フォーマット設定の方法をはじめ、掛け算を使った応用例など、幅広い内容を網羅しています。また、ショートカットキーも紹介しているので、操作の効率化にも役立ちます。

エクセルで掛け算を使った計算作業をよりスムーズに行えるようになるために、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

エクセルでの掛け算の基本操作

エクセルは、計算機能に優れた表計算ソフトです。掛け算も簡単に行うことができます。以下では、エクセルでの掛け算の基本操作について解説します。

セルに数字を直接入力して掛け算をする方法

掛け算をするには、まず計算したい数字を入力します。例えば、A1セルに2を入力し、B1セルに3を入力したい場合、A1セルに2、B1セルに3を入力します。次に、掛け算を行いたいセルC1に、「=A1*B1」と入力します。すると、セルC1には2×3=6という計算結果が表示されます。

掛け算の公式を使って計算する方法

掛け算の公式を使って計算する方法もあります。例えば、A1セルに2を入力し、B1セルに3を入力したい場合、セルC1に「=PRODUCT(A1,B1)」と入力します。この場合も、セルC1には2×3=6という計算結果が表示されます。

複数のセルを掛け算して計算する方法

複数のセルを掛け算して計算する方法もあります。例えば、A1セルからA3セルまでにそれぞれ2、3、4という数字を入力し、B1セルからB3セルまでにそれぞれ3、4、5という数字を入力したい場合、C1セルに「=A1B1A2B2A3*B3」と入力します。すると、C1には2×3×3×4×4×5=720という計算結果が表示されます。

セルのフォーマット設定

エクセルで掛け算を行う際には、セルのフォーマット設定も重要です。以下では、セルのフォーマット設定について解説します。

小数点以下の桁数を設定する方法

小数点以下の桁数を設定するには、セルを選択した状態で右クリックし、「書式設定」をクリックします。次に、「数値」を選択し、「小数点以下の桁数」を指定します。例えば、「0.00」と指定すれば、小数点以下2桁まで表示されます。

通貨の単位を設定する方法

通貨の単位を設定するには、セルを選択した状態で右クリックし、「書式設定」をクリックします。次に、「数値」を選択し、「通貨」をクリックします。そこで、通貨の単位を指定します。例えば、日本円を表示する場合、「日本円」を指定します。

数字の表示形式を変更する方法

数字の表示形式を変更するには、セルを選択した状態で右クリックし、「書式設定」をクリックします。次に、「数値」を選択し、表示したい形式を選択します。例えば、カンマ区切りで3桁ごとに区切る場合は、「#,##0」と指定します。また、指数表示をしたい場合は、「0.00E+00」と指定します。

関数を使った掛け算

エクセルには、掛け算を行うための関数が用意されています。以下では、エクセルでの関数を使った掛け算について解説します。

SUMPRODUCT関数を使って掛け算する方法

SUMPRODUCT関数を使うと、複数のセルを掛け算した結果の合計値を求めることができます。例えば、A1セルからA3セルまでにそれぞれ2、3、4という数字を入力し、B1セルからB3セルまでにそれぞれ3、4、5という数字を入力したい場合、C1セルに「=SUMPRODUCT(A1:A3,B1:B3)」と入力します。すると、C1には2×3+3×4+4×5=38という計算結果が表示されます。

PRODUCT関数を使って掛け算する方法

PRODUCT関数を使うと、複数のセルを掛け算した結果を求めることができます。例えば、A1セルからA3セルまでにそれぞれ2、3、4という数字を入力し、B1セルからB3セルまでにそれぞれ3、4、5という数字を入力したい場合、C1セルに「=PRODUCT(A1:A3,B1:B3)」と入力します。すると、C1には2×3×4×3×4×5=720という計算結果が表示されます。

掛け算を使った応用例

掛け算を使った応用例をいくつか紹介します。

割引計算の方法

商品の値段が1000円で、20%の割引をする場合、割引後の価格はいくらになるでしょうか?割引後の価格は、元の価格×(100%-割引率)で求めることができます。この場合は割引率が20%なので、0.2を代入します。A1セルに1000と入力し、A2セルに0.2と入力した場合、B1セルに「=A1*(1-A2)」と入力します。すると、B1には800という計算結果が表示されます。

数量と単価をかけて金額を計算する方法

商品の個数が10個で、1個あたりの価格が1000円の場合、合計金額はいくらになるでしょうか?数量と単価を掛け算して金額を求めることができます。この場合は、A1セルに10と入力し、B1セルに1000と入力した場合、C1セルに「=A1*B1」と入力します。すると、C1には10×1000=10000という計算結果が表示されます。

売上予測の計算方法

ある商品の売上予測を求めるためには、売り上げの平均単価と販売予定数を掛け算します。例えば、ある商品の平均単価が2000円で、販売予定数が1000個の場合、売上予測はいくらになるでしょうか?この場合は、A1セルに2000と入力し、A2セルに1000と入力した場合、B1セルに「=A1*A2」と入力します。すると、B1には2000×1000=2000000という計算結果が表示されます。

エクセルでよく使われる掛け算のショートカットキー

エクセルでよく使われる掛け算のショートカットキーを紹介します。複数のセルを掛け算する場合に特に便利です。

「Ctrl」+「*」:選択したセルの範囲を掛け算します。

まとめ

エクセルでの掛け算について、基本操作やフォーマット設定、関数を使った掛け算、応用例、ショートカットキーを解説しました。これらをマスターすれば、エクセルでの計算作業がより効率的に行えるようになるでしょう。掛け算の応用例を含め、実際のビジネスシーンで活用することができますので、ぜひ覚えておきましょう。