All in One SEOでnoindexを設定する方法|SEOを損なわない正しい使い分け

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Webサイトを運営していると、「このページは検索結果に出さなくていいのでは?」「noindexを使うとSEOに悪影響があるのでは?」と悩む場面が出てきます。

WordPressで多く利用されているAll in One SEOには、noindexを簡単に設定できる機能がありますが、使い方を誤ると重要なページまで評価対象外にしてしまうリスクもあります。

本記事では、all in one SEOを利用している方に向けて、noindexの正しい役割と考え方を整理します。

まずは「なぜnoindex設定が重要なのか」という前提から理解し、SEOを損なわずに活用するための判断軸を明確にしていきましょう。

執筆者

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マーケティングサポート「バンソウ」のメディア管理人

株式会社クリエイティブバンクのマーケティングサポート「バンソウ」のメディア管理人。得意分野は、SEO全般・サイト分析・オウンドメディア・コンテンツマーケティング。バンソウはクライアント様のBtoBマーケティングをサポートするサービスです。詳しい内容はこちらをご覧ください。

なぜAll in One SEOでnoindex設定が重要なのか

ここでは、noindexがどのような意図で使われる設定なのか、そしてSEO全体にどのような影響を与えるのかを整理します。noindexを「検索順位を下げる危険な設定」と誤解したまま使わないことが、SEO対策では重要です。

noindexはSEOを改善するための整理施策

結論から言うと、noindexは検索順位を下げるための設定ではなく、評価を集中させるための制御です。All in One SEOのnoindex設定も同様で、「評価してほしいページ」と「検索結果に出す必要がないページ」を切り分けるために使います。

Googleはサイト全体を見て評価を行いますが、インデックスされているページ数が過剰に多いと、クローラビリティや評価の配分という観点で効率が落ちやすくなります。たとえば、内容が薄いページや、似た内容のページが大量にインデックスされていると、本来評価してほしい重要ページに十分な評価が行き渡らないケースがあります。

このような状況でnoindexを使うと、次のような整理が可能です。

  • 検索流入を狙わないページをインデックス対象から外す
  • サイト内の評価を重要ページに集中させやすくする
  • Search Console上のインデックス状況を把握しやすくする

また、低品質ページや重複ページがSEO全体に悪影響を及ぼす点も見逃せません。内容がほぼ同じタグページや、検索結果用に自動生成されたページなどがインデックスされ続けると、サイト全体の品質評価に影響する可能性があります。競合サイトでも、「noindexはSEOに悪いものではなく、むしろ品質管理のために必要」という前提で解説されているケースが多く見られます。

重要なのは、noindex=悪という誤解を捨てることです。All in One SEOのnoindex設定は、闇雲に使うものではありませんが、正しく設計すればSEOを安定させるための有効な施策になります。どのページを評価対象にし、どのページを整理するのか。その判断を明確にすることが、SEOの専門性と信頼性を高める第一歩といえるでしょう。

All in One SEOのnoindex設定でできること

ここまででnoindexの役割を押さえたうえで、次に理解しておきたいのが「All in One SEOでは、具体的にどこにnoindexを設定できるのか」という点です。この章では、設定可能な対象と、混同されやすい関連設定との違いを整理します。

All in One SEOでnoindexを設定できる主な対象

All in One SEOでは、サイト全体を一律に制御するだけでなく、ページの種類ごとにnoindexを設定できます。これにより、SEO上評価すべきページと、検索結果に出す必要のないページを切り分けることが可能です。

主な対象は以下のとおりです。

  • 投稿・固定ページ単位でのnoindex
    個別の記事や固定ページごとに、編集画面からnoindexを指定できます。
    たとえば、テスト用ページや一時的な告知ページ、内部向けの説明ページなど、検索流入を目的としないページに使われるケースが多いです。

  • カテゴリー・タグ・アーカイブページへの対応
    カテゴリー一覧やタグ一覧は、内容が投稿ページと重複しやすく、SEO評価が分散する原因になることがあります。
    All in One SEOでは、検索外観(Search Appearance)から、タクソノミー単位でnoindexを設定できるため、サイト構造を整理しやすくなります。

  • 検索結果・添付ファイルページなどの扱い
    WordPressの検索結果ページや、画像単体の添付ファイルページは、ユーザー価値が低くなりがちです。
    これらもnoindex対象として整理することで、インデックスの無駄を減らす設計が可能です。

競合記事でも、「どのページをnoindexにすべきか」という具体例が多く挙げられており、網羅的に把握できているかどうかが実務では重要になります。
SEO的には、「設定できる場所を明確に理解していること」自体が、誤設定を防ぐ評価ポイントになります。

noindexとnofollow・robots.txtとの違い

noindexを使う際に混同されやすいのが、nofollowやrobots.txtとの違いです。役割を正しく理解していないと、意図しないSEOトラブルにつながります。

それぞれの役割は以下のとおりです。

  • noindex
    ページをクロールさせたうえで、検索結果には表示しない設定です。
    コンテンツ内容を把握させつつ、インデックスだけを制御したい場合に使われます。

  • nofollow
    ページ内のリンクを評価対象にしないよう指示する設定です。
    ページ自体のインデックス制御とは役割が異なります。

  • robots.txt
    クローラー自体のアクセスを制御する仕組みで、ページ内容を取得させません。
    インデックス制御というより、クロール制御に近い考え方です。

ここで重要なのが、
検索結果に出さない(noindex)」と
クロールさせない(robots.txt)
は、まったく別の意味を持つという点です。

また、noindexとnofollowを同時に使う場合や、robots.txtでブロックしたページにnoindexを設定しても、意図どおりに反映されないケースがあります。競合記事でも「設定の混同」に対する注意喚起が多く見られます。

SEO的に評価されやすいのは、それぞれの役割を理解したうえで目的に応じて使い分けている状です。技術的に正確な理解が、誤設定防止と安定したSEO運用につながります。

All in One SEOでnoindexを設定する具体的手順

前のセクションでは、noindexの役割や考え方を整理しました。ここでは実際に All in One SEOでnoindexを設定する方法 を、操作手順ベースで解説します。個別ページとカテゴリー・タグなどの一覧ページでは設定箇所が異なるため、それぞれ分けて確認していきましょう。

個別ページ・投稿にnoindexを設定する方法

個別の投稿や固定ページにnoindexを設定する場合は、編集画面から直接操作できます。特定のページだけを検索結果から除外したいときに使う方法です。

編集画面でのAll in One SEO設定箇所

WordPressの投稿または固定ページの編集画面を開くと、画面下部やサイドバーに「All in One SEO」の設定パネルが表示されます。この中にある「高度な設定」や「Advanced」項目が、noindexを操作する主な場所です。

noindexチェックの流れ

設定手順は次のような流れになります。

  • 編集画面でAll in One SEOの設定を開く
  • 「高度な設定」内の「Robots設定」を確認
  • 「No Index」にチェックを入れる
  • ページを更新(保存)する

操作自体はシンプルですが、チェックを入れた瞬間から検索エンジンへの指示が変わるため、対象ページの役割を事前に確認しておくことが重要です。

保存後に確認すべきポイント

設定後は、実際にnoindexが反映されているかを確認します。ブラウザでページのソースを表示し、meta name="robots" content="noindex" が出力されているかを見る方法が一般的です。

また、後日Search Consoleで「除外」扱いになっているかを確認すると、運用面でも安心できます。
このように、画面操作→保存→確認までをセットで行うことが、初心者でも失敗しにくい実務手順です。

カテゴリー・タグなど一覧ページにnoindexを設定する方法

カテゴリーやタグなどの一覧ページは、個別ページとは異なり一括で管理するのが基本です。ここでは、All in One SEOの「検索外観」を使った設定方法を解説します。

All in One SEOの検索外観(Search Appearance)の使い方

WordPress管理画面から「All in One SEO」→「検索外観(Search Appearance)」を開くと、サイト全体の表示設定を管理できます。この中に、カテゴリー・タグ・その他タクソノミーごとの設定項目があります。

タクソノミーごとのnoindex設定

検索外観の画面では、

  • カテゴリー
  • タグ
  • カスタムタクソノミー

といった単位で、「検索結果に表示するかどうか」を選択できます。ここで「noindex」を有効にすると、該当する一覧ページすべてに一括でnoindexが適用されます。個別設定より影響範囲が広いため、事前に一覧ページの役割を整理してから設定することが重要です。

サイト構造を壊さない考え方

一覧ページをnoindexにする際は、「ユーザー導線として必要か」「内部リンクの起点として機能しているか」を考慮します。

SEO評価を集めたいページを明確にし、重複や価値の薄い一覧ページのみを整理することで、サイト構造を保ったまま最適化できます。一括設定は便利ですが、内部構造を意識した判断が欠かせません。

All in One SEOのnoindex設定でよくある失敗

ここまでで、All in One SEOのnoindex設定が「不要なページを検索結果から外し、評価を整理するための施策」であることを解説してきました。一方で、設定を誤るとSEO全体に悪影響を及ぼすリスクもあります。ここでは、実務で特に起こりやすい失敗例と、その対処の考え方を整理します。

重要ページを誤ってnoindexにしてしまうケース

結論から言うと、サービスページや集客を目的とした重要ページをnoindexにしてしまうことは、最も避けたい失敗です。

All in One SEOはページ単位で簡単にnoindexを設定できるため、

  • テスト用に設定したつもりが解除し忘れていた
  • テンプレート設定を流用した結果、重要ページにもnoindexが適用された

といったケースは珍しくありません。

このようなページがnoindexになると、検索エンジンのインデックスから外れ、検索結果に表示されなくなります。その結果、以下のような影響が考えられます。

  • これまで獲得していた検索流入が徐々に減少する
  • 関連キーワードでの評価が下がる可能性がある
  • 内部リンクでつながる他ページの評価にも間接的な影響が出ることがある

一度インデックスから削除されたページを元に戻す場合は、noindexを解除したうえで再クロール・再インデックスを待つ必要があります。Search Consoleからインデックス登録をリクエストすることで、再評価を促すことは可能ですが、元の順位にすぐ戻るとは限らない点は理解しておくべきです。

実務では、「noindexにする前に、このページは集客や成約に本当に不要か」を必ず確認し、重要ページは対象外にする設計が重要になります。

noindex設定そのものよりも多いのが、設定後にSearch Consoleで確認せず、そのまま放置してしまうケースです。

noindexを設定すると、Google Search Consoleの「ページ」レポートでは該当URLが「除外」として表示されます。ここで確認すべきポイントは次の通りです。

  • noindexを意図して設定したURLだけが「除外」されているか
  • 想定していないサービスページや記事ページが含まれていないか
  • 「noindex により除外されました」という理由が正しく表示されているか

特に注意したいのは、カテゴリーやタグ、カスタム投稿タイプなどを一括でnoindexに設定した場合です。設定範囲を誤ると、意図しないURLまで除外対象になることがあります。

競合記事でも共通して触れられている通り、All in One SEOのnoindex設定は「設定して終わり」ではありません。
Search Consoleとセットで、

  • 除外URLの定期チェック
  • インデックス状況の変化確認
  • 想定外のURLが含まれていないかの確認

を行うことで、初めて安全に運用できます。

noindexはSEOを安定させるための有効な手段ですが、確認を怠るとリスクにもなり得る設定です。実務では「設定 → Search Console確認 → 定期チェック」という流れを習慣化することが、失敗を防ぐポイントになります。

まとめ

ここまで、All in One SEOを使ったnoindex設定の考え方や注意点を見てきました。最後に、実務で迷いにくくするための整理として、「なぜnoindexが重要なのか」「何から着手すべきか」をまとめます。この章を読めば、all in one seo noindex をどう使えばSEOの安定につながるのかが、具体的な行動レベルで見えてくるはずです。

noindexは、検索順位を下げるための施策ではありません。むしろ、SEO全体を整える役割を担います。価値の低いページや重複しやすいページをインデックスから外すことで、検索エンジンの評価を本当に見せたいページに集中させやすくなります。

重要なのは、「すべてをインデックスさせること」ではなく、「何をインデックスさせ、何を外すか」を意図的に設計することです。たとえば、検索流入を狙わない管理用ページや、内容が薄いアーカイブページまでインデックスさせてしまうと、サイト全体の評価が分散する可能性があります。All in One SEOのnoindex機能は、こうしたページをコントロールするための実務的な手段と捉えるのが現実的です。

次の行動としては、まず不要なページを洗い出すところから始めるとよいでしょう。そのうえで、Search Consoleの「ページ」レポートを確認し、どのURLがインデックスされているか、除外されているかを把握します。設定後も定期的にSearch Consoleをチェックし、想定外のURLがnoindexになっていないかを確認することで、再現性のあるSEO運用につながります。

All in One SEOのnoindexは「設定して終わり」ではなく、運用の中で調整していくものです。削るべきところを適切に削ることで、サイト全体の評価を安定させる。その基本を押さえておくことが、長期的なSEO成果への近道になります。

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