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Windows11で拡張子を表示する方法を徹底解説!

作成者: 株式会社クリエイティブバンク|Mar 16, 2023 7:07:57 AM

Windows11の設定では、ファイル名の拡張子がデフォルトで非表示になっています。しかし、拡張子を表示することで、ファイルを正確に識別し、誤って上書きしたり、危険なファイルを開いてしまうことを避けることができます。

そこで、今回はWindows11でファイル名に拡張子を表示する方法をご紹介します。エクスプローラーの設定を変更する方法や、プロパティを表示する方法、ファイル名を変更する際に拡張子を表示する方法を紹介するとともに、拡張子が表示されない場合のトラブルに対処する方法についても解説します。

これらの方法を使えば、簡単に拡張子を表示することができます。ファイル管理に悩んでいる方や、セキュリティに関心がある方は、ぜひこの記事を参考にしてください。

Windows11で拡張子を表示する方法の基礎知識

拡張子の役割とは

ファイル名の末尾に付けられる「.拡張子」は、ファイルがどのような種類のものであるかを示すためのものです。例えば、テキストファイルは「.txt」、画像ファイルは「.jpg」や「.png」など、拡張子によってファイルの種類を区別することができます。

拡張子を表示しない場合のデメリット

Windows11では、デフォルトで拡張子が表示されない設定になっています。拡張子を非表示にしてしまうと、次のようなトラブルが起こる可能性があります。

・拡張子のないファイルと同じ名前のファイルが存在すると、誤って上書きしてしまうことがある。
・拡張子が分からないため、開けるアプリケーションを間違えてしまうことがある。
・拡張子が分からないため、ウイルス感染したファイルなど、危険なファイルを開いてしまうことがある。

Windows11でファイル名に拡張子を表示する方法

エクスプローラーの設定を変更する方法

ファイルエクスプローラーを開く。
「表示」タブをクリックする。
「ファイル名拡張子」のチェックボックスをクリックする。

ファイル名を右クリックしてプロパティを表示する方法

ファイルエクスプローラーで、拡張子を表示したいファイルを右クリックする。
ポップアップメニューから「プロパティ」をクリックする。
「一般」タブにある「種類」の欄に、拡張子が表示される。

ファイル名を変更する際に拡張子を表示する方法

ファイル名を変更する前に、ファイル名の拡張子が非表示になっている場合は、手順2-1または2-2で拡張子を表示させる。
ファイルを右クリックして「名前を変更」をクリックする

Windows11で拡張子が表示されない場合の対処法

ファイル名の拡張子が非表示になっている場合の対処法

・手順2-1で拡張子を表示させる。
・設定アプリの「ファイル名およびエクスプローラー」で、ファイル名拡張子のチェックボックスをオンにする。
・レジストリエディターで、「HKEY_CLASSES_ROOT\Folder\ShellEx\PropertySheetHandlers{e357fccd-a995-4576-b01f-234630154e96}」の値を削除する。

ファイルの関連付けが正しく行われていない場合の対処法

・関連付けが必要なアプリケーションをインストールする。
・拡張子が関連付けられたアプリケーションを開いてみる。
・設定アプリの「アプリ」で、関連付けが必要なアプリケーションを検索して関連付ける。

まとめ

Windows11の設定では、ファイル名の拡張子が非表示になっています。しかし、拡張子を表示することで、ファイルの種類を正確に判断でき、誤って上書きしてしまうことや、危険なファイルを開いてしまうことを避けることができます。

この記事では、Windows11でファイル名に拡張子を表示する方法と、拡張子表示に関するトラブルに対処するためのポイントを紹介しました。エクスプローラーの設定を変更する方法や、ファイル名を右クリックしてプロパティを表示する方法、ファイル名を変更する際に拡張子を表示する方法を紹介しています。また、拡張子が表示されない場合の対処法についても説明しています。

これらの方法を利用することで、Windows11でファイル名に拡張子を表示することができます。是非、この記事を参考にして、拡張子表示に関するトラブルを解決してみてください。