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Windows 10で範囲指定スクリーンショットの撮り方を詳しく解説

作成者: 株式会社クリエイティブバンク|Mar 14, 2023 8:04:02 AM

Windows 10でスクリーンショットを範囲指定する方法とは?

スクリーンショットとは?

スクリーンショットとは、画面上に表示されている内容を画像としてキャプチャーすることです。Windows 10では、アプリを起動することなく、ショートカットキーを使用して、範囲指定スクリーンショットのほか、全画面スクリーンショットやアクティブウィンドウのスクリーンショットも撮ることができます。

範囲指定スクリーンショットとは?

範囲指定スクリーンショットとは、画面上の一部分を選択して、その部分のみをキャプチャーすることです。Windows 10では、Snipping ToolやWindowsキー + Shift + Sの方法で撮影できます。

Windows 10での範囲指定スクリーンショットの撮り方

ここでは、Windows 10での範囲指定スクリーンショットの撮り方を詳しくお伝えします。

範囲指定スクリーンショットを撮る方法1(Windowsキー + Shift + S)

  1. キーボードのWindowsキーとShiftキーとSキーを同時に押します。
    カーソルが十字に変わりますので、キャプチャーしたい範囲をドラッグで選択します。
    選択範囲が自動的にクリップボードにコピーされます。
    クリップボードに保存された画像を、ペイントなどのアプリケーションに貼りつけます。

ショートカットキー(Windowsキー + Shift + S)を使用するとSnipping Toolを使用できます。クリップボードに保存されている画像を保存する場合は、ファイルアイコンをクリックして名前をつけて保存してください。

範囲指定スクリーンショットを撮る方法2(Snipping Tool)

  1. スタートメニューから「Snipping Tool」を選択します。
    「新規」を選択します。
    選択範囲をドラッグで選択します。
    選択範囲が表示されますので、保存先を選択し保存します。

スタートメニューからSnipping Toolを立ち上げて範囲指定のスクリーンショットを撮れますが、ショートカットキーのほうが工数が少ないのでおすすめです。

範囲指定スクリーンショットを撮る方法でよくあるトラブルと解決策

ショートカットキーが使えない場合の原因と解決策

ショートカットキーが使えない場合、以下の原因が考えられます。解決策を確認してください。

クリップボードの履歴機能が無効になっている

Windowsのクリップボードが無効になっている場合、ショートカットキーを使用できないことがあります。

以下の手順でクリップボードの履歴機能を確認して、「無効」となっている場合は有効にします。

1.「Windowsマーク」をクリックして、設定を選択する
2.  設定の「システム」を選択する
3.  システムの「クリップボード」を選択する
4.「クリップボードの履歴」を「オン」にする

上記の手順で、クリップボードの履歴をオンにした後は、ショートカットキー(Windowsキー + Shift + S)で範囲指定のスクリーンショットが撮れるか確認してください。

スクリーンショットを撮ることができれば、ショートカットキー(Windowsキー + V)を使用して履歴から貼りつけられます。

Snipping Toolの通知とアクションが許可されていない

Snipping Toolの通知とアクションが許可されていない場合、ショートカットキーが使用できない可能性があります。

以下の手順でSnipping Toolの通知とアクションを許可してください。

1.「Windowsマーク」をクリックして「設定」を選択する
2.  設定の「システム」を選択する
3.  システムの「通知とアクション」を選択する
4.「アプリやその他の送信者からの通知を取得する」を「オン」にする

「アプリやその他の送信者からの通知を取得する」をオンにした後は、ショートカットキーで範囲指定のスクリーンショットが撮れるか確認しましょう。

Snipping Toolのショートカットキーが動作しない

Snipping Toolの設定を確認して、内容を変更してもショートカットキーが動作しない場合は、再インストールを試してください。再インストールの手順は以下となります。

1.「Windowsマーク」をクリックして「設定」を選択する
2.  設定の「アプリ」を選択する
3.  アプリの「アプリと機能」を選択する
4.  アプリ一覧から「Snipping Tool」を選択して「アンインストール」をクリックする
5.  ポップアップが表示されるので「アンインストール」をクリックする
6.  アンインストール後、Microsoft Storeを起動する(Windowsマークをクリックしてアプリ一覧から選択する)
7.  検索ボックスに「切り取り領域」と入力して、「Snipping Tool」を選択する
8.「入手」を選択してダウンロードとインストールを行う。

キャプチャした画像を保存する方法

Windows 10では、クリップボードに保存された画像を直接ペイントなどのアプリケーションに貼りつけて保存できます。Snipping Toolを使用する場合は、保存先を指定して画像を保存します。

キャプチャした画像を編集する方法

キャプチャした画像を編集するには、ペイントやPhotosアプリなどのアプリケーションを使用します。画像を開き、必要に応じてサイズや明るさ、コントラスト、シャープネスなどを調整してから保存します。

範囲指定スクリーンショット以外のスクリーンショット方法

全画面スクリーンショットの撮り方

キーボードのWindowsキーとPrint Screenキーを同時に押すと、全画面のスクリーンショットがクリップボードに保存されます。

スクリーンショットした全画面の画像は、ピクチャの「スクリーンショット」フォルダーに自動で保存されます。

画像のファイル名は「スクリーンショット」となっているので、わかりやすいように名前を変更して保存することをおすすめします。

アクティブウィンドウのスクリーンショットの撮り方

キーボードのAlt + Print Screenキーを押すと、アクティブなウィンドウのスクリーンショットがクリップボードに保存されます。保存された画像を、ペイントなどのアプリケーションに貼りつけて保存できます。

まとめ

この記事では、Windows 10でスクリーンショットを範囲指定で撮る方法について詳しく解説してきました。

スクリーンショットを範囲指定で撮る方法は、パソコンを使ううえで非常に便利です。範囲指定スクリーンショットを撮ることで、必要な情報だけをキャプチャーできます。この記事を参考に、ぜひWindows 10でスクリーンショットを範囲指定で撮る方法をマスターして、スムーズなパソコンライフを送ってください。